#47 ページ48
「思った通りだぁ…」
あれから、案の定少し残してしまった私。
やっぱりあの濃ゆさはこの年になるとね…。
し「なぁ、俺飲んじゃったしてつやん家泊まっていい？」
て「よかろう！」
と「俺も行くわ」
り「虫さんとゆめまるも呼ぼっか」
「じゃあついでだし、動画撮る？」
り「そうしよっか！」
しばゆーの呼んだ代行が着き、各々で家へ向かった。
「ただいまぁ」
家に帰り着くと、ニトロくんがパタパタと走ってきた。
二「Aちゃんてっちゃん、とうとうですか！？」
「へっ？」
ニ「付き合ったんでしょ！？ほら！！」
ニトロくんが見せてくれたのはインスタだった。
「…あぁっ！これって！」
て「何ー？見して」
てっちゃんと一緒にその画面を見ると、今日行ったクレープ屋さんの投稿だった。
そこには私達の写メが載っていて、
『ラブラブな二人がご来店です！
とってもお似合いですね♡』
と書かれている。
て「おぉ、俺いいねしとこ」
まんざらでもなさそうなてっちゃん。
そして、じんわりと嬉しさが込み上げる私。
皆が集まってからも、動画より先にそのことが話題になった。
虫「おめでとう〜！！」
ゆ「やっとくっついたかぁ〜」
皆がワイワイと盛り上がる中で
私は1人ソファに腰掛け、しばらく考えていた。
ずっとずっと皆と一緒にいたくて。
だからこの関係が壊れることが怖くて。
もしかしたらずっと前から、私は気付いてたのかもしれない。
てっちゃんが好きだってことに。
自分の気持ちにずっと蓋をして、
何もかも気付いてないふりをして。
ぼーっとクレープ屋さんの投稿を開いたまんま、ソファから動けずにいた。
ギシ、と私の隣が少し沈む。
て「Aー？」
「あ…ごめんぼーっとしてた」
て「今日一日、俺の彼女なってくれてありがとね」
「…んーん、こちらこそ。」
て「あとお願いがあるんだけどさ」
「なに？」
て「ずっと俺の彼女でおってくれん？」
まっすぐ私の目を見るてっちゃん。
もう私の中で、答えは決まっていた。
一つしかないって思った。
「…それはやだ。」
*
*
*
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キヨ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ありがとうございます( ´∀｀*)！次作も頑張ります☆ミ (2020年7月10日 20時) (
レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
キヨ(プロフ) - ほんさん» ありがとうございます(;_;)☆ミ (2020年7月10日 20時) (レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございました！橙さん推しなのでウハウハしまくりです！笑 意地悪橙さんとぴゅあぴゅあ夢主ちゃん、いいですね！次作はピンク入りと聞いて、既に楽しみです！！！！！！！今作の執筆、本当にお疲れ様でした！！！！！ (2020年7月10日 2時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - キヨさん» いえいえ〜！！これからもたのしみにしてます(^-^)キヨさんのペースで頑張ってください、応援してます！ (2020年7月9日 23時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
キヨ(プロフ) - ほんさん» 嬉しいです！(●´ω｀●)急いで直しました！教えて頂きありがとうございます(;_;)！！ (2020年7月9日 23時) (レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キヨ | 作成日時：2020年5月27日 17時
