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てっちゃんの車の助手席に乗り家に向かう。
気を使ってくれたのか、てっちゃんが途中途中で冗談を言ってくれるものの、
…やっぱり少し、ぎこちない。
て「…もうすぐ家やんね。」
「車だと割とすぐだね。」
これだけで、終わっちゃう会話。
さっきからずっとこの調子で…
「…あ、てっちゃんコンビニ寄ってくれん？」
て「いいよー何買うん？」
「ん、お酒」
て「え！？珍しい」
「飲みたい気分なのよ〜」
駐車場に車を止め、てっちゃんも一緒に車から降りる。
て「よーし、好きなだけ入れなさい」
買い物カゴを持ち、私の横に並んで歩くてっちゃん。
「いいよ自分で買うもん」
て「女の子に財布を出させる趣味はない！」
「てっちゃんらしい(笑)それじゃお言葉に甘えます」
お酒コーナーに行き、てっちゃんも酎ハイをいくつか選ぶ。
「私もてっちゃんと同じのにしよっ」
て「あ、あれも買わんと！」
「そうだった！」
ミルクティーのストック、残り少なかったもんね。
さすが甘党、気づいてくれてありがたい(笑)
レジを済ませ、再び車へ乗り込む。
コンビニの店内は賑わっていて、だから自然に話せたのかもしれない。
やっぱり二人きりの空間は…少し重い。
沈黙が続き、五分もせずに家の駐車場に着いた。
エントランスに入り、エレベーターを待つ間も微妙な空気が流れる。
こんな調子じゃ部屋に戻っても気まずいまんまだよ…
なんか言わなきゃ、
えっと……
て「A？エレベーター来とるよ」
「えっ？ああ本当だ」
ぴょこんと乗り込むと、てっちゃんは私の頭をぽんぽんと叩いた。
て「なかったことにしていいからさ」
「…え」
て「俺、Aとは楽しく過ごしたい。
…って原因作ったの俺だけど。」
普段はすぐ上るエレベーターも、この時はなぜか
長く長く感じた。
*
*
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キヨ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ありがとうございます( ´∀｀*)！次作も頑張ります☆ミ (2020年7月10日 20時) (
レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
キヨ(プロフ) - ほんさん» ありがとうございます(;_;)☆ミ (2020年7月10日 20時) (レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございました！橙さん推しなのでウハウハしまくりです！笑 意地悪橙さんとぴゅあぴゅあ夢主ちゃん、いいですね！次作はピンク入りと聞いて、既に楽しみです！！！！！！！今作の執筆、本当にお疲れ様でした！！！！！ (2020年7月10日 2時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - キヨさん» いえいえ〜！！これからもたのしみにしてます(^-^)キヨさんのペースで頑張ってください、応援してます！ (2020年7月9日 23時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
キヨ(プロフ) - ほんさん» 嬉しいです！(●´ω｀●)急いで直しました！教えて頂きありがとうございます(;_;)！！ (2020年7月9日 23時) (レス) id: 900f821a64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キヨ | 作成日時：2020年5月27日 17時
