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【備考】続き
(このページの内容は本編の方でもちょこちょこ書いていく予定です。あくまで予定です。ネタバレは嫌だ！という方や、司教サイドに感情移入したいという方は読み飛ばしても大丈夫です)
さて、セオドアの出自についての話に戻ろう。
エルバの街に生まれた彼は、幼いころから街の集会所にて司祭からアスタル教の教えについて聞きながら育った。司祭と言っても、アスタル教の教えに詳しい街の知識人、といったものだった。セオドアは十人十色な外見の住民たちと過ごし、様々な季節の行事を楽しみながら生活していた。
一応、彼の5、6代ほど前の先祖には獣人や悪魔がいたらしいが、混血や人間との婚姻が多くただの人間として生まれたセオドア。彼は町の中でも成績優秀な「人間」であったために、12歳になる年にアスーチャトメの学校で学ばないかという誘いを受けた。見知らぬ土地での生活に惹かれた彼は故郷を離れ入学することを決めた。
しかし入学後、街で不当に低い扱いを受ける獣人を庇ったために虐めを受けるようになった。文化が違うのだから仕方ないと受け入れていたセオドアだったが、あるときついに堪忍袋の緒が切れクラスメイトに対して暴力を振るい、2年に満たないうちに退学となった。
その後セオドアは各地を旅して見聞を広めようと思い立ち、退学になったことは故郷には告げず着の身着のまま旅をして生きていくことを決めた。
バックパックを背負い世界を旅する中で、生き生きと生活する人間たちの姿を見た。アスタル教徒であることを隠しながら旅をしたこともあった。川辺で半魚人たちと歌ったこともあれば、己と異なるものを恐れる人間たちに悪魔が殺される様を見たこともあった。
そうして数年後、セオドアは旅先で出会ったという半悪魔を連れてエルバの街に帰ってきた。
とある町で、悪魔と人間のハーフであることを隠しながら生きていたが、素性が露見し夫を殺されたという未亡人に何か運命的なものを感じ、猛烈なアタックの末連れ帰ってきたそうな。
セオドアは彼をアスタル教に勧誘し、自らは各地を回って得た知識を買われ司祭となった。その後二人は結婚し、誰もが羨む理想的な夫婦となった。当時、セオドアは22歳、妻は30手前であったという。
二人の間には双子の息子が生まれ、セオドアは家族と共に幸せな毎日を送っていた。いつか家族4人で世界旅行に出かけることが彼の夢だった。
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キューブ(プロフ) - Melcheさん» お声かけありがとうございます！では早速、Melcheさんのボードに伺いますね！ (2021年2月11日 20時) (
レス) id: 8222095e45 (このIDを非表示/違反報告)
Melche(プロフ) - はじめまして！「大聖堂の地下階層」のアリアとシャルルの作者です！うちの子と関係組んでいただきたく訪問させていただきました！ (2021年2月11日 20時) (レス) id: 223a4eeef6 (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - 緋絲さん» はい、ぜひお願いします！早速緋絲さんのボードに向かわせていただきますね！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: ed034718e4 (このIDを非表示/違反報告)
緋絲(プロフ) - はじめまして。「大聖堂の地下階層」のラール・アルギリアの作者の緋絲です。よければ関係を結んでいただけませんか？ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 683af7d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
うるさいキメラ(プロフ) - キューブさん» とりあえず、ボードに来てもらえませんか？そちらでお話をしましょう！ (2020年11月12日 9時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
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