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【能力】
薄暮の梟の最大の特徴は、彼の思考にある。
梟は我々の存在する宇宙とそれ以外の宇宙の総て、今現在までに起こった事象およびこれから起こる事象の総てを識るため、常に思考を続けている。彼の理論や演算は彼の脳内――すなわち夢の中で行われている。膨大な量の知識と思考は梟の外にも溢れだし、様々な形を成していく。そして形を成したものが、読書家たちの出会う友好的な司書クランシーであり、書架の内装でもある。
梟の夢は厳格なルールによって構築されている。梟の担当階層内で塔の規則が破られれば、即座に夢は破綻し、梟が目を覚ますだろう。
その他の特筆すべき能力は、「記憶を喰らう」ことと「知的生命体を漂白し自らの一部とする」ことだろう。
前述の通り、薄暮の梟は全知へと至ることを自らの理想としている。ルール違反者、あるいは梟に気に入られてしまった人間は自らの持つ記憶の全てを喰われ、抜け殻となる。脳みその出来によっては放置されることもあるが、大抵の場合はそのまま梟に取り込まれ、彼の思考のための頭脳の一部に――コンピュータのプロセッサの一つのような状態に――されてしまう。よっぽどの頭をしていたか、非常に運が良い――あるいは悪い場合を除けば、彼から逃れることはできないだろう。
【一人称】
夢遊状態：僕
本体覚醒時：おれ
【二人称】
きみ
【サンプルボイス】
「よく来たね。ここは九階、科学に関する本を扱う階層だ。僕のことは……クランシーとでも呼んでくれたらいいよ。さて、君はどんな本を探しに来たんだい？」
「別にこれといって探し物がなくたって、図書館は楽しいものだよね。知ってる本を見つけて『ああ、この本はちゃんと置いてくれているんだ』ってほっとしたり、全然興味のなかった分野の本の面白さに目覚めたりとかね」
「もしきみが、きみのままで読書を楽しみたいのなら、あそこにいる梟は起こさないほうがいい。……なんで梟がこんなところにいるのかって？まあ……僕のペットみたいなものだから」
「ほかの階層の連中にはもう会ったかい？正直、本を管理するのには向いてない司書もいると思うんだよね。あ、これはほかの司書さんたちには内緒だよ」
「科学とか宗教とか哲学とか文学とか、そういうのを分ける意味ってあると思う？僕は思わない。だって、どれもこの世界の在り様の見方が違うだけで本質は同じ。カフェオレとカフェラテぐらいしか違わないじゃないか」
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キューブ(プロフ) - Melcheさん» お声かけありがとうございます！では早速、Melcheさんのボードに伺いますね！ (2021年2月11日 20時) (
レス) id: 8222095e45 (このIDを非表示/違反報告)
Melche(プロフ) - はじめまして！「大聖堂の地下階層」のアリアとシャルルの作者です！うちの子と関係組んでいただきたく訪問させていただきました！ (2021年2月11日 20時) (レス) id: 223a4eeef6 (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - 緋絲さん» はい、ぜひお願いします！早速緋絲さんのボードに向かわせていただきますね！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: ed034718e4 (このIDを非表示/違反報告)
緋絲(プロフ) - はじめまして。「大聖堂の地下階層」のラール・アルギリアの作者の緋絲です。よければ関係を結んでいただけませんか？ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 683af7d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
うるさいキメラ(プロフ) - キューブさん» とりあえず、ボードに来てもらえませんか？そちらでお話をしましょう！ (2020年11月12日 9時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
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