神 宮 寺 勇 太 -後輩- ページ23
、
「A先輩！これ、どうぞ！」
「ありがと〜」
名前も知らない人が私に水筒を渡しに来る。
もう習慣になりつつあるこの行為に、
「あ…」
柱の影から、控えめに顔を出してる後輩がひとり。
しまった。
昨日、あんまり喋らないで、って言われたばっかりだった。
きゃあきゃあと騒ぐ、おそらく私目当てであろう女の子たちの群れを抜けて、
急いで勇太の元へ駆けつけたけど
勇「……先輩」
どうやら、手遅れみたい。
完全に不機嫌モードへと突入した彼は、かなり面倒くさい。
さて、どうしようか。
「ゆ、勇太？
着替えてくるから、もうちょっと待ってて？
勇太が好きなアイス奢ってあげ「やだ」
勇「そんなのどうでもいいから
早く帰ろ」
「ちょ…勇太！」
ぐいぐい腕を引っ張られてしばらく、
流石に痛くなって声を荒げると、今度は振り返って、私の顎を強引につかんだ。
「ゆ…」
勇「モヤモヤすんの、
先輩が、他のやつと喋ってるの見るとさ」
苦しそうに眉を下げた勇太の指の力が抜ける。
負けじと見つめ返すと、整った顔がゆっくり近づく。
「ん…」
勇太の表情とは裏腹に、うんと優しく重なった唇。
感情がコントロールできてないとことか見ると、かわいくてつい頬が緩む。
勇「……何笑ってんの」
少し頬を赤く染めた勇太が、私に覆いかぶさるようにして抱きついた。
「かわいいよ」
勇「は？」
「女の子に嫉妬してる勇太、かわいい」
体が離れた隙に、私からキスをした。
身長の高い勇太には、背伸びしなきゃ届かなかったけど
もう、って照れたように頭をかくところとか、
やっぱり後輩だなって思うから
きっと勇太が私に勝ってるのは、身長だけだね。
____________________________________
汐莉 様
かわいい神宮寺が書きたかった。
わたしの自己満足ですみません！
掛け持ちしているFunky8の短編集についてですが、
申し訳ありません
ネタがなくなってしまったので、
リクエストを募集します！
まだ書いていないメンバーのシチュなどを、
こちらに送ってください！↓
君が居れば -Funky8-
もしこない場合は削除を考えておりますので、コメント、どうぞよろしくお願いします！
佐 藤 勝 利 -女の子の日-→←羽 生 田 挙 武 -掃除-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さな(プロフ) - リクした者です！とっても満足です！！ありがとうございました（≧∇≦）雷が鳴ったらこれ見て頑張ろうと思います！！笑 (2016年7月12日 17時) (
レス) id: 205f5e3cb9 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 佐藤勝利くんで、主人公の子が雷がこわい設定のお話を読みたいです！これからもがんばってください(*^^*) (2016年7月9日 11時) (レス) id: 205f5e3cb9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 松村北斗くんの嫉妬がみたいです！ (2016年5月17日 0時) (レス) id: 14036db52a (このIDを非表示/違反報告)
ぷるーん。(プロフ) - 藤井流星くんで脱力系見たいです！ゆるゆるのふわふわでお願いします。 (2016年5月16日 17時) (レス) id: 1cb30c091c (このIDを非表示/違反報告)
じゅりりん(プロフ) - 大橋くんで喧嘩みたいです！ (2016年5月16日 7時) (レス) id: 2ee0290707 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@ゆぅり
| 作成日時：2016年2月11日 17時
