らいむ -短編集-

道 枝 駿 佑 -丈くん- ページ12

、





「え、やばい、本物！？」





姉ちゃんが丈くんに会いたい、って煩いから。



丈くんの予定聞いて家に来てもらった。






道「あの、今日の撮影後とかって、空いてたりしますか？



姉ちゃんが丈くんに会わせろ、って煩くて」





なんで俺がわざわざこんなこと…



しかも丈くんと姉ちゃんとかはたからみたら美男美女のお似合いカップルでしかないやんか。





丈「え、道枝のお姉さん？




え、それって美人や、って噂の？」





俺のファンなん？って頬を緩ませる丈くん見てたら、余計会わせた無いねんけど。





道「そうなんですよね、


ほんまに一分だけでもええんで、」





いやむしろ一分でも嫌や。

ほんまを言うと断ってほしいくらい。







丈「もちろん！何時間でも。



噂の美人お姉さん見てみたいし」





姉ちゃん喜びますわ、って平静を装ってみたけど、多分全部顔に出てんねやろな。






それで連れてきた結果。




俺、完全に邪魔者やん。






俺が淹れたコーヒー片手に、
ソファで雑談しとる。





無駄に距離近いし……






始終顔を赤らめた姉ちゃんは、丈くんが玄関を出て行った後、はぁー、とでっかい溜息をついて踵を返して俺に近寄った。






道「………満足した？」





「おん！もう、すっごく！」





姉ちゃんが俺に向かって手を伸ばしたかと思えば、





きゅっ、と俺を抱き寄せた。






「駿佑、ありがと〜！」





そんな嬉しそうな顔されたら。






また連れて来てあげよ、とか思ってまうやん。








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りこりー様


道枝くんって絶対将来イケメンになる。


そしてグループで山田くん的存在になる。




そう断言出来るくらい、道枝くんの未来に期待してます。









評価お願いします(＞人＜;)

永 瀬 廉 -チョコ-→←岸 優 太 -女の子の日-

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