審神者やってたら連行されてヒーロー科に入れられた。【ヒロアカ×刀剣乱舞】 (ページ47)

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番外編2-3 ページ47

ただ今花に本丸を案内してもらって私は本丸の中の霊力を浄化中でございます。で、粟田口部屋にて。薬研と、乱と、厚、なき、一期…？少なっえ、マジ？あの天使達を？

『ねぇねぇ花さん、なんで粟田口の短刀達少ないの？僕が知ってる限り10人はいたんじゃなですか？』

花「ええっ！！？？い、いや、う、うちの本丸、短刀がものすごく出にくいのよぉ。わ、わたしは出したいんだけどねえ？」

『ふーん。じゃ、行きましょっか！』

あ、折れてしまった短刀の気配を察知。さっと霊力を流し込む。ついでに部屋の浄化も。すると五人は気づいたらしく、こっちをおどろいた様子で見る。

花は先に行ったし……すこしカツラを外して口に手を当て、脳内で話しかける。霊力万能。

____私は貴方達の味方。短刀達の事は内緒ね。

ごめんなさい、かっこつけたかったんです。まあ伝わった見たいだよ。ちょーびっくりしてたから。

～乱side～
あの人が入ってきた瞬間、部屋の空気が綺麗になった。とんでもない量の良質な霊力を持つあの人。

そして、最後に残したあの言葉。

___私は貴方達の味方。短刀達のことは内緒ね。

どうやらあの人は女の子らしい。短刀達…？

しばらく部屋に沈黙が訪れる。その沈黙を破ったのは、どれだけ聞きたくても聞けなかったあの声。かわいいボクの弟達の声。

前「あれ…？何で生きて…」

五「うーん…」

骨「何が…」

乱「みんなッ！！！おかえり！！！」

走って行って飛び付く。帰ってきた……！！！

秋「うわあ！びっくりしました……ぐすっ、ただいま、です！」

後「薬研どうした！？笑固まってんじゃねえか！」

薬「…ああ、おかえり後藤。鶴丸の旦那じゃないが……驚きだぜ。ほら、一兄。」

博「いちにいー！！」

一「みんな、よく帰ってきたね。良かった…」

短刀達のことは内緒っていうのはこのことか…

乱「みんな、あいつに絶対にバレちゃダメだよ。」

あの人……絶対に悪い人ではないと思う。

少しだけ、信じてみようかな。