審神者やってたら連行されてヒーロー科に入れられた。【ヒロアカ×刀剣乱舞】 (ページ19)

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十七話ページ19

轟「おい…起きろ、もうすぐ着く」

『ふわぁ…あ、ありがとう轟くん。こんのすけも、もう戻っていいよ。今度油揚げあげるね。』

こん「本当ですか審神者様！ありがとうございます！」

こんのすけは目をキラキラさせて帰っていった。

さて、目的地につくと、13号がいた。今日はレスキュー訓練らしい。13号のためになる話を聞いていると、なにか嫌な予感がした

『相澤先生、何か来ます！』

相「！！全員ひとかたまりになって動くな！あれは…ヴィランだ！！！」

黒「13号にイレイザーヘッドですか…先日頂いた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが…」

死「どこだよ…せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ…オールマイト…平和の象徴がいないなんて…子どもを殺せば来るのかな？」

ヴィランの会話を聞き流して相澤先生が敵に突っ込んでいく。私もやることやらなきゃ！

『第一、第二、第三、第四部隊！』

加「主、大丈夫？」

安「緊急事態？」

蛍「なにごと～？」

山「敵襲か？」

呼び出すと桜吹雪が起きて、各隊長から声が上がる。一期も人型に戻して司令を出した。

『全隊に告ぐ！ヴィランによる敵襲だよ！敵にはワープの個性がいる、それぞれ散らばって、生徒がバラバラになったら援護！長谷部は飯田くんと雄英まで走って先生呼ぶ！一期は私と一緒に相澤先生の援護！全員無事に帰ってきてね！散開！』

全「はっ！」

飯「わ、分かった！」

長「主命とあらば！おい、行くぞ！」

全員の返事を聞いてヴィランに向き直ると爆豪くんと切島くんが殴りかかったらしい。が、難なくかわされる。

黒「初めまして我々は敵ヴィラン連合僭越ながら…この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは､平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」

それに…とヴィランは続ける。

黒「どうやら珍しい人物がいるようです…」

そう言ってわたしを見る。皆の視線が一斉に私に集まるが、私は気にしない。なんで刀剣のこと知ってるのかは謎だけど今言ってる暇はない。

『一期、私の援護よろしくね。』

一「仰せのままに。」

向こうを見ると、相澤先生がかなりの重症で倒れている。私は走り出したが、お茶子ちゃんの声に止められる。

麗「無茶だよAちゃん！いくら強くたって…」

『大丈夫。私には一期が付いてるし、皆が散らばっても、私が信頼する刀剣たちがいる。だから…

無事でいてね。』