1 ページ1
•
うわー...今日月曜日や......
嫌やぁ...憂鬱やぁ...
次神ちゃんに会える日いつやったっけ?
あ、金曜日や!
それも、今回お互い休みやから泊まりやん。
おっしゃ!金曜までの我慢や!!
今日も頑張ろ。
うわ、やば!
神ちゃんに会える日考えとったら会社遅れる!!
「行ってきます」
なんて、一人の家に言っても返事なんか返ってこーへんけど。
あ、流星や。
流星は会社の同期で、俺と神ちゃんのこと知っとる友達であり、営業のライバルやねん。
「流星!」
「お、しげやん。
また音楽聞いとん笑」
俺いつも会社行く時音楽聴きながらいくからな。
「悪いか」
「別にそうは言ってへんよ、ただどうせ、神ちゃんの好きな曲やろ?笑」
「なんで分かんねん。」
「しげ単純やからな。」
昔はこの曲、聞いてへんかったんになぁ...
神ちゃんがこの曲好きってだけで、俺も好きやねんな。
「あ、あの映画、Secondでたんや。」
「しげ、あの映画好きよな」
「まぁ。」
神ちゃんがこの映画好きやから。
昔は別に好きやなかったのに
そういや。
「流星、香水変えた?」
「え、めずらし、しげがわかるなんて。」
「なっ、失礼な!俺やって気付きます〜」
神ちゃんが、この香水の匂い好きやって言ってたから。
全部、昔はそうでもなかったんに。
神ちゃんが好きってだけで、俺も好きになる。
なんでやろな。
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくらもち | 作成日時:2022年7月9日 18時