花を六つ吐く ページ8
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『 っ、大丈夫だよ、ちょっと風邪気味なの 』
慌てて私は2人に笑顔を向ける
口から零れた花弁は、落とさない様に咄嗟に自分の背に隠す
風邪なんて勿論嘘だけど、私の言葉に2人は納得してくれた
胡「 本当に大丈夫ですか ? 風邪薬なら私の所にあるますけど、持っていきましょうか ? 」
『 ううん、大丈夫だよ ...風邪薬なんだけど、悪いから明日私が取りに行っても良い ? 』
胡「 Aさんが言うなら ...大丈夫ですよ、では明日 」
本当にしのぶちゃんは私の事を心配してくれている様子で
何だか凄く申し訳ない気分になった
冨「 風邪が悪化する前に、早く帰って寝ろ 」
『 うん、そうする 』
余り表情には出ていないものの、冨岡さんも心配してくているのが分かった
ごめんなさい、本当は風邪でも何でもないのに
それから直ぐに、2人は私の身体を気遣って帰ることになった
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美穂(プロフ) - こんばんは☆また更新されるのを楽しみにしてます! (2020年11月24日 20時) (レス) id: f672b2976e (このIDを非表示/違反報告)
蒼歌(プロフ) - 続き見たいです! (2020年8月4日 21時) (レス) id: d00a66556b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 初めまして、私すごく花吐き病好きなんです...!とても続きを楽しみにしてます!これからも更新頑張ってください! (2019年10月19日 20時) (レス) id: 9c15a01ccc (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 続き楽しみです。 (2019年10月19日 7時) (レス) id: 869c734d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lily | 作成日時:2019年10月18日 2時