太陽、日差しのゆりかご�� ページ5
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衛星放送のMV特集を流しながら、トップチャートにリアクションを取りつつお手製のベーグルサンドを食べる。
2人が食べ終えた後すぐにお皿を持って立ち上がる礼王は、共に立ちあがろうとしたAをいいよと制して「コーヒーのおかわりいる？」と聞いた。
「うん。……ちょっとミルクも」
「ははっ、うん」
どうやらAにブラックはまだ早かったみたい。お皿とマグに両手を塞がれていなかったら 頭を撫でて慰めていたに違いない。
お皿を洗う手元からふと視線を上げると、Aが日の当たる窓辺に寝そべって、日向ぼっこをする2匹の毛並みを緩やかに触っていた。いつの間にかおもちの方も姿を現してコムギに重なるように身を伸ばし、触り心地良さそうな冬毛のお腹を無防備にAに晒している。
「(平和を絵に現したみたい)」
何か会話をするわけでもなく、礼王はずっとその光景を眺めていたいと思った。デビューから加速的に忙しなく毎日を過ごしている彼女を心のどこかで常に心配している自分だが、今年迎え入れた2匹と過ごす時間を目の当たりにすると本当にホッとする。
礼王は、これを少し遠目で眺めておくか、それともそっと近寄って日向ぼっこに加わるかを迷った。
そして結局 淹れ直したコーヒーを２つ持って足音を極力立てないように彼女と2匹に近寄っていく。
「……、」
気持ちよさそうに寝ていたおもちが少し顔を上げて、青い目が横目で礼王を捉えた。
「……」
「ふふっ、大丈夫やで」
おもちの動きで背後の礼王に気が付いたAが振り返って笑いかける。彼女の言う通り、若干の警戒は見せるものの足音を立てて逃げ出すことはなかった。
そばのテーブルにマグを置いて静かに腰を下ろし胡座を描く。すると待ってましたと言わんばかりに、寝そべるAが身体を寄せて膝の上に頭を乗せてきた。
「なんだよぉ(笑)」
「へへっ、にゃーん」
「、こらこら」
コラコラ。
自分の情緒が一歩間違えてどうにかなりそうでヒヤヒヤする。これが凌輝や壮大なら『よしよしいい子ちゃーん』とノリを合わせて戯れ合うのだろう。
予想だがAは、凌輝や壮大みたいな相手にはこの素振りを見せない気がする。というのも、以前同じようなことをされた話を竜平がしていたからだ。反応に困りそうな相手を選んで揶揄っているのだろう。悪い子だ。……まあ全て礼王の勝手な持論なのだけど。
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くぼりや最推し(プロフ) - リルアワ10！楽しみにしてます！！ (4月17日 22時) (
レス) id: 90a2e6930a (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - kikiさん» こんにちは〜！ソウタは色んなことがすーぐお顔に出てしまうのに、きっと特別なメンズBESTYにいち早く気付いて、ちょっと間我慢してたけど耐えらんなくなったんだろうなぁと思います（笑） (4月7日 22時) (レス) id: 45623bbec3 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - お久しぶりです！最新話のソウタの顔があまりにも簡単に想像できてしまって思わずコメント欄に来てました…🤦🏻♀️ (4月2日 22時) (レス) @page46 id: e7b97053e4 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - くぼりや最推しさん» クレヨンの握り方もどうせ子供っぽいモンちゃんです。お絵描きのときはやたらと幼女の雰囲気。いえいえこちらこそありがとうございます。 (4月2日 21時) (レス) id: 45623bbec3 (このIDを非表示/違反報告)
くぼりや最推し(プロフ) - はううかわいい、、グッズ考えてるときの子供のようなモンちゃん大優勝でした。カプ大渋滞ウェルカムです！！！いつもコメントまで丁寧にお返事していただきありがとうございますー！！！ (3月31日 11時) (レス) id: 62f89a7c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2023年12月26日 18時
