土俵際の色男�� ページ33
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ベッドに膝をつき、仰向けに寝っ転がるAの上にマウントを取る。「んー、おけしょう…」と今にも寝落ちしそうな声で呟きつつ俺の顔から腹の辺りを視線が行ったり来たりしてる。
「…………お前、明日記憶残ってんの？」
「きおく、？わからん……」
「ふーん。じゃあ、残ってないといいね(笑)」
まあ残ってたとしても、飛ばしたフリしてる方がAにとっては楽だろう。
ベッドに投げ出された右手にこっちの左手を重ねて指を絡めた。焦点が定まらない視線を合わせるために顎を掴んで グッと力を込めたら、まだ状況が掴めてないのか「なーに」と笑っている。
『Jって実際のところモンさんがタイプとかないよな？』
あまりに頻繁に密会するせいか、俺らの関係を疑った壮大に一度だけ聞かれたことがある。タイプ？全然違うんだけどと そん時は鼻で笑い飛ばした。
こんな、子供っぽい趣味の中身ちんちくりん。
良く言って妹にしか見えないんだよ。
『 全部独り占めしたいの 』
『 誰にも邪魔されない時間が私は結構好き 』
妹にするにしても面倒くさいと思ってたこいつに……
俺達のヘンテコな関係の意義をその口から聞いた日すでに、着実な何かが根を張っていたことを見て見ぬ振りしてここまでやって来た。
「(飛んでたら楽とか、俺だよ)」
重力に従うようにゆっくりと顔を落としていく。
この先は、俺たちも、仲間たちにも、誰にとってもこの上なく最悪の選択。頭で分かっていても止まらなかった。
一緒に墓場まで持ってってあげるよ。
だからお前、俺に甘えまくった対価は払えよな。
「んっ、」
勢い余って唇に歯が当たる。「(痛ぇ)」と思いながらも少し角度を変えて、舌先で相手の唇を撫でながら わざといやらしく啄んだ。
「ん、のんちゃ、……っ」
「………」
大して男も知らないくせに、本能でわかってんのか器用に俺を受け入れて 鼻にかかる息をしながらその左手指が俺の胸元から肩に這っていく。
中身がちんちくりんだとしても器は一級品で。
なんの匂いがわからないA自身の空気が俺をこの上なく酔わせて酩酊するような感覚。
「(気持ちいい、)」
柔らかく湿った感覚で それ以外考えられなくなる。
明日からのAとの関係も、こいつを取り巻くどんな男の影も今は全部煙に巻かれて、
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くぼりや最推し(プロフ) - リルアワ10！楽しみにしてます！！ (4月17日 22時) (
レス) id: 90a2e6930a (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - kikiさん» こんにちは〜！ソウタは色んなことがすーぐお顔に出てしまうのに、きっと特別なメンズBESTYにいち早く気付いて、ちょっと間我慢してたけど耐えらんなくなったんだろうなぁと思います（笑） (4月7日 22時) (レス) id: 45623bbec3 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - お久しぶりです！最新話のソウタの顔があまりにも簡単に想像できてしまって思わずコメント欄に来てました…🤦🏻♀️ (4月2日 22時) (レス) @page46 id: e7b97053e4 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - くぼりや最推しさん» クレヨンの握り方もどうせ子供っぽいモンちゃんです。お絵描きのときはやたらと幼女の雰囲気。いえいえこちらこそありがとうございます。 (4月2日 21時) (レス) id: 45623bbec3 (このIDを非表示/違反報告)
くぼりや最推し(プロフ) - はううかわいい、、グッズ考えてるときの子供のようなモンちゃん大優勝でした。カプ大渋滞ウェルカムです！！！いつもコメントまで丁寧にお返事していただきありがとうございますー！！！ (3月31日 11時) (レス) id: 62f89a7c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2023年12月26日 18時
