怪物、おねだりに応える ページ19
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いつしかのビギナーチューンアンソロジーで“自分でコレオを作って踊るのが好き”とAが言ってたのを、壮大が唐突に思い出したのは数日前。
大学1年目が終わって、束の間の余裕時間を謳歌していた彼女に「オメーのコレオで踊ってみてぇんだ」としつこい無茶振りを続けて今日で8日目になる。
「ねー、言われてたの作ったよ」
「ん？」
「っ、そーたくんが言うから！コレオ作って来たの！」
「マジ？！」
元々暇さえあれば歌って踊って制作してのBE:FIRST。今日も仕事の合間に時間がある面子が、示し合わせたかのようにBMSGスタジオに集まっていた。
壮大と一緒になって 飛び上がるように反応したのは竜平で、「ミヅキちゃんのコレオ？やる！俺が絶対やる！」とすごい圧でAに纏わりつき始めた。
「う、うん(笑)」
「リュウヘイ(笑)落ち着けぇ」
「ほんと大したアレちゃうけど……やる？」
「やろやろ！どんくらいで作ってきた？」
「一応Bメロからサビまで、4エイト×……よん？かな？16エイトで、曲が……」
スマホに視線を落としながら話すAの横で、蕩けそうな顔の竜平が「ミヅキちゃんのコレオを16エイトも……ご褒美だ……」と呟いている。
年上組の3人はプライベートの用事でおらず、舜斗と真人はラジオの仕事が入っている。その代わりと言っては何だが、A達が顔を出したBMSGスタジオには、今ホットで旬な彼がいた。
「ランくんもやる？息抜き」
「おー、いいの？」
「うんっやろやろ〜」
Aのお誘いに瞬時に反応した蘭。スタジオの外のパイプ椅子に座っていたMAZZELの直哉と拓途にも、「良かったらどうぞー」と壮大が声をかける。
「おー、新鮮」
鏡の前に並んだ6人の図を見渡してAが感嘆のため息を吐く。この面子の真ん中にいるのが自分って、変な感じだ。
「ミヅキの振り落とし珍しいな」
「ほんまそれ」
「てか初めてじゃない？」
「初めてがMAZZELとなんて贅沢やねぇ」
「こっちの台詞だよ(笑)」
蘭の苦笑いに悪戯な顔を向ける。壮大と竜平もそうだけど、MAZZEL側に奇しくもダンスに定評があるメンバーが揃っていて、ちょっと緊張してるんだよ。とAは思った。
「前にマナトくんとの 愛を感じて 上げてたの……あれ、ミヅキちゃんのコレオって言うてなかった？」
「うわっ、忘れとった！ほんまやね」
「僕あの振り凄く好きだよ。」
同い年の直哉に褒められて、Aはすごく照れたような反応をした。その横で竜平が張り合うように「僕も！好き！」というのだが、残念ながらAの耳にはイマイチ届いていないようだ。
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くぼりや最推し(プロフ) - しんどい日にシュントにくっつき虫になるモンちゃんさいっっきょうに可愛いなぁ、、 (2月4日 21時) (
レス) @page26 id: 52130a7682 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 塩さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ついにモンちゃん２０歳を迎えてしまいましたなぁ…もしもし亀よの亀さんがのそのそ近付いてくる音が聞こえております😳笑 こちらこそ過去作にまで遡って読んでいただきありがとうございます！ (1月17日 23時) (レス) id: 8e0e8905f4 (このIDを非表示/違反報告)
塩 - 初めてコメントさせていただきます✨ モンちゃんが成人を迎えたタイミングで、「ジュノモンはモンちゃんがお酒飲めるようになってからが本領発揮」という言葉を思い出しこの話に戻ってきました…笑 とっても楽しみです！いつも更新ありがとうございます💖 (1月17日 20時) (レス) @page40 id: 99215fcdd5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - masayo_8さん» もちろんこの後明かす予定ですよ〜！お楽しみにーっ！ (6月21日 19時) (レス) @page50 id: d5b75dcb66 (このIDを非表示/違反報告)
masayo_8(プロフ) - モンバの大阪城ホール２日目が、誰だったのか気になる〜！参戦したので😁超個人的で、すみません😅 (6月20日 22時) (レス) @page46 id: be11c96dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2023年3月27日 22時
