今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:11,933 hit
小|中|大
7 ページ7
.
「ん、これで最後だよ!」
「は〜!!終わった〜!!」
書類の山をなんとか二人で処理し終えて、二人で軽くハイタッチをした。
時計を見るともう1時間もたっていて。
でも光くんがいなかったらもっと遅くなっていたんだろうな。
「ありがとう、助かったよ」
「いいよ、別に」
「………じゃあ帰ろっか」
「そうだね」
よっこいしょ、と椅子から立ち上がる。
ずっと座っていたから、なんだかちょっと疲れた。
ん〜、と背伸びをして横を見ると、光くんもおんなじことをしていて思わずにやけてしまう。
「……なに?」
「んーん、なんでもない」
「なんだそれ」
「〜っ!なんでもない!それより、今夜の晩飯どうする?」
「あ〜…。冷蔵庫なんもないや。スーパー寄っていい?」
「ん、いいよ」
話しながら会社を出る。
いつも家に帰ったら光くんが料理を作って、俺は大体風呂掃除。
前に、たまには外食でもいいのに、と言ったら『別に。作るの好きだから』と返された。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:lilly | 作成日時:2018年2月26日 23時