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無造作に積まれたファイル、
机に散らばる紙の束を見て、早く片付けなよ？と苦笑いされた。


光くんは綺麗好きだから、絶対突っ込まれると思ったけど。


改めてあたりを見回して、誰もいないことを確認する。


(よし、二人きりだ)


「…ひか、仕事終わったの？」


「うん、さっき。大ちゃん、まだ仕事終わってねえの？」


「ん〜、そう、全然終わんなくて」


「………大ちゃん仕事おそいもんね」


「おい！そんなことないわ！」


またこれだ。すぐこうやって俺をいじってくる。

ニヤニヤする光くんに、せいいっぱい歯を見せてイーってしてみせた。




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作者名：lilly | 作成日時：2018年2月26日 23時

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