【CS／派生作品】黄昏マスカレヱド (ページ3)

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「あれ、どうかしたの？____なるほど……。書類のチェック業務でミスか。…そんな気落ちしないで。大丈夫だから。___ぼく、たまたま手が空いちゃってさ、だから一緒にやろう？そしたらはやく終わるし、わからないことも教えられる。さ、頑張っていこう」

「おーい、準備できた～？…あっ、それ持って。今回ので(天体観測で)一番重要なんだからな。___丁寧に持てよ、その望遠鏡、ウン十万円するんだから。……くっ、あはは！慌てすぎ。……なに、からかったの怒ってる？そんなぶすくれるなよ。前回ぼくが車出してお前の行きたいところあちこち連れてったんだ、今日はちゃんと付き合ってもらうからなぁ」

「____？！？！うッ…！？あつ…から……？い、痛い……。み、水を…。_______…ふぅ、ありがとう。それにごめんね、大きな声を出して。ぼく、辛いのはそこそこいけるけど、熱いのはどうも苦手で…」

「ん？___どうして武器が刀と拳銃なのかって？…うーん、憧れ…とか、かな。ほら、アルカナに選ばれなかったらさ、一生使うどころか触れることすらなかっただろう？だからいい機会だと思ってさ」

「〈止まれ〉___そう、良い子だね。みーんな、きみみたいに言うことを聞いてくれるスートだったらいいのにね。あ、そこ。二人は…そうだな、〈潰し合え〉……あぁ、ごめん。ぼくの特殊能力だから特別きみが良い子なわけじゃなかったね？」

「スート、きみにいい寄生先教えてあげようか？ぼくの両親と弟なんだけど…。憑いてくれるっていうなら、いくらでも生気を吸って構わないし、ぼくはきみを見逃そう。____……まあ、ぼく〝は〟だけど」

「自分がああやれば、そう思えば相手は応えてくれる？…ははっ、そんな考えは無駄だよ。──…ぼくがそれを、一番理解している」

「___あ゛ぁ゛～…スマホうるせぇ～……クソ、マナーモードにし忘れたか…。せっかくの休日なんだからゆっくりさせろー……。んー…天使、イヲリ…。スートか、あいつらも飽きないね。____場所は……遠い…。まあ他の誰かが行くと思うし、今回はパス。ってことでもう一回寝よ」

「スートをより多く殺せば……。いなくなれば、ぼくの願いが叶う。____早く、はやく、はやく…ッ！ぼくが今よりも惨めになる前に……！！」