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真っ青なAくんは、緊張の糸が切れたように倒れかかって、奨くんが咄嗟に脇に手を入れて支えた。
奨「蓮！ちょっとA気分悪いみたいだから事務所行ってくる。拓実のこと頼んだよ」
蓮「わかった」
拓実くんはと言うと明るくなってから景瑚くんのヘッドホンをつけて落ち着いてる。
まだ雷が鳴ってるけど、Aくんはもう怖がってない。
瑠姫くんと奨くんに支えられながら練習室を出る。
瑠「まめも来てくれる？」
瑠姫くんがそう言って、頷いて着いていった。
＊
事務所のソファでAくんは、奨くんが肩にかけた上着を必死に握って、小さくなって足を折り曲げていた。
奨「A。教えてくれる？ 暗いのが怖かった？雷？」
奨くんがそう切り出したら、また俺らの方をじっと見て黙り込んだ。
瑠「言える？言わないと俺らも分かんない」
夕「……閉じ込められた、って、思って、……」
奨「そっか。怖かったね。みんな気付かなくてごめんね」
いつも年上たちに頭を撫でられるのを嫌がるAくんだけど、今だけは奨くんが頭を撫でると素直に受け入れる。
夕「でも、まめがいてくれたから」
瑠「まめもありがとう」
……なんで。俺があんなことしなかったら、Aくんはパニックにならなかったのに。
お礼を言われる筋合いなんかないのに。
俺が顔を歪めたのがわかりやすかったのか、瑠姫くんがどうしたのって肩に手を置いた。
「……俺、Aくんがわかんない」
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lilac(プロフ) - なすさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません！名前変換できるようにさせていただきました！ただし、1度作者よりで説明しました通り、お話の設定上"夕愛"の名前の設定でお話が進んでいきます。矛盾する場面もあると思いますがご了承ください。お願いいたします (4月9日 14時) (
レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - レイさん» お返事遅くなり、大変申し訳ございません…！少しもうすこしわかりやすいように考えてみます、ご意見ありがとうございます！ (4月9日 14時) (レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - 名前変換したいです (3月25日 6時) (レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 夢主のセリフは誰サイドであろうと名前の頭文字要らないな…と思いました。 (3月23日 22時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - お返事遅くなりました！リクエスト承ります！ (11月26日 15時) (レス) id: d9605496df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lilac | 作成日時：2023年10月18日 15時
