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奨「こーら。A、純喜にあげようとしたでしょ。ダメだからね、それはAに作ったやつなんだから。食パン半分なんだから、せめてこれだけでも食べなさい」
「……多いねんもん」
奨くんの作ってくれた料理が嫌いとか、そう言うのでは一切ない。
なんせ俺にとってはほんまに量が多い。
純「まあとりあえず食べれるだけ食べ？限界なったら食ったるから」
奨「無理して食べないで欲しいけど……最初から食べないのはだめ。ほら、あーん」
「自分で食べるからしょおくん！子供扱いやめて！」
奨くんからスプーンを奪い取ってヨーグルトの海に突っ込む。
プデュの期間、奨くんにちゃんと食べやって言われて無理やり全部食べたらその日のダンスレッスン中にお腹痛くなって動けんくなって。
めっちゃあの時謝られたけど、普通の成人男性なら全然食べ切れる量の朝ごはんやって、ただそれでも俺にとってはめちゃくちゃ多かった。
昼以降は普通に食べれるねんけど。どうしても身体が起きてない時は食べれない。
なんならデビュー前の音大生の頃は朝ごはんなんか食べてへんかった。
……でも、デビューして一緒に住むようになってからはほぼ毎朝こうやって朝ごはんを作ってくれる。
奨くんは俺が奨くんのご飯を嫌がってるって思ってそうで、違うって言いたくなった。
「しょおくん、いつも朝ごはんありがとう」
奨「……A〜！」
わしゃわしゃと頭を掻き回されたけど、奨くん俺の事犬とかやと思ってる？
奨「そう言ってくれるのは嬉しいけど、誤魔化しても無駄だからね」
奨くんはニコニコしながら俺のほっぺを両手で包んだ。
「……ばれた？」
純「ばればれやで。ほら、はよ食べな置いてくで。奨くんもう半分食べ終わってるからな」
「え、早い！待って、遅刻だけは嫌や……純兄置いてかんといて！」
今日も朝は慌ただしい。
やっぱいつまで経っても起きるのも、朝ごはん食べるのも嫌やけど、それでもデビューする前の自分より、今の方がずっと好き。
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lilac(プロフ) - なすさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません！名前変換できるようにさせていただきました！ただし、1度作者よりで説明しました通り、お話の設定上"夕愛"の名前の設定でお話が進んでいきます。矛盾する場面もあると思いますがご了承ください。お願いいたします (4月9日 14時) (
レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - レイさん» お返事遅くなり、大変申し訳ございません…！少しもうすこしわかりやすいように考えてみます、ご意見ありがとうございます！ (4月9日 14時) (レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - 名前変換したいです (3月25日 6時) (レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 夢主のセリフは誰サイドであろうと名前の頭文字要らないな…と思いました。 (3月23日 22時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - お返事遅くなりました！リクエスト承ります！ (11月26日 15時) (レス) id: d9605496df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lilac | 作成日時：2023年10月18日 15時
