けぇごくん、これちょうだい？ ページ14
🦒Side
「この中のやつ、好きに貰っていいよ」
「「うわあ〜！！！」」
碧「え、ほんまにいいんすか？」
俺の部屋で目をキラキラ輝かせる弟たち。
着なくなった服たちを捨てるのがもったいなくて、年下組にあげようと思って。
ついでに実家に眠ってる服も送ってもらった。
拓「うわ、どれも高そう……」
汐「さすが浪費家。ほんまにもらっていいんすか？」
「いいよー。もう着なくなった服ばっかだし。さ、遠慮しないの。早いもん勝ちだよ？ほら、このパーカー、まめに似合うんじゃない？」
俺がまめにパーカーをあてると、みんなそわそわと各々の気になるアイテムを手に取りだした。
翔「僕！このダウンほしいです！」
祥「え、このベルトもらっていい？」
次々にみんなベッドに置いた服やアイテムを取っていく。
……そんな中で、やっぱり予想通りなことが。
「Aは？いらないの？」
Aは、みんなよりも1歩後ろで隙間から見える服を覗いていた。
「みんな選んでから貰おっかなって」
決め事をする時も、お弁当の争奪戦も、お菓子の差し入れ選ぶ時も。
いつもこうやってAは1歩引いてにこにこしながらみんなのこと眺めて、余り物がAのもとにくる。
てか、今日のこの様子なにかものが余るとかないと思うけど。
「欲しいものあるなら言いなよ？」
夕「あ、えっと、じゃあこれ……」
そう言ってやっとおずおずと白のセーターを手に取ったと思ったら。
祥「あっ、……」
祥生も同時にそれを手に持ってて。Aはすぐ手を離した。
祥「Aくん、ええの？」
夕「うん。祥生似合うと思う。俺他のやつにするからええよ」
祥「ほんまに？ありがと〜」
あーもう……。弟を優先したくなるのはわかるけどさあ。
翔「えっ僕もこのTシャツほしい！」
拓「俺が先に見つけた！」
ほら、隣の拓実みたいにもっとグイグイいきなよ。平和主義すぎ。
「あーもう、しょうがないなあ。A、おいで」
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lilac(プロフ) - なすさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません！名前変換できるようにさせていただきました！ただし、1度作者よりで説明しました通り、お話の設定上"夕愛"の名前の設定でお話が進んでいきます。矛盾する場面もあると思いますがご了承ください。お願いいたします (4月9日 14時) (
レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - レイさん» お返事遅くなり、大変申し訳ございません…！少しもうすこしわかりやすいように考えてみます、ご意見ありがとうございます！ (4月9日 14時) (レス) id: 7d23d1ee19 (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - 名前変換したいです (3月25日 6時) (レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 夢主のセリフは誰サイドであろうと名前の頭文字要らないな…と思いました。 (3月23日 22時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - お返事遅くなりました！リクエスト承ります！ (11月26日 15時) (レス) id: d9605496df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lilac | 作成日時：2023年10月18日 15時
