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隼「ちゃんと俺の名前のタトゥーシール貼ってきてね！！！」

裕太「俺のメンプロも買ってや？」

玲於「楽屋にも遊びにくれば？」

メン「カマすね！」

『はい！』

亜嵐「じゃあ次Aに会うときは俺らのヘアメイクさんじゃなくて俺らのファンさんってことだな！」

龍友「もっと鍛えてホルホルするわ」

みんなAが見に来るなんてもっと気合が入るねとか、トレーニングとリハ頑張ろうって言いあってる

涼太「喜んでもらえてよかった」

『うん、嬉しい…』

ツアーリハとか、裏側まで近くで見てたものが完成するところまで見れるなんて

『本当に幸せ…』

幸せな気分だったけど、ライブの日までは一旦みんなとお別れ

『ご馳走でした！この1ヶ月あっという間だったけどすごく大切なものになりました！ありがとうございます』

7人に向かって深くお辞儀をする

顔を上げると

玲於「…またAにヘアメイクしてもらうつもりだから」

隼「A大好き～泣」

裕太「1ヶ月よぉお世話になりました、ありがとうな」

メン「お疲れ様！」

亜嵐「俺たちも頑張るからAも頑張って、お互い夢叶えような」

パフォーマーの5人が私を囲む

涼太「A…」

涼太くんが私の名前を呼ぶとみんなが間を開いてそこから涼太くんが近寄る

涼太「連絡するから」

『待ってますね』

6人にいっぺんに抱きしめられて
苦しいはずなのに

逆にみんなと離れてしまう方が切なくて苦し気がした

龍友「A…送るで」

輪から少し離れていた
龍友くんにそう言われて

みんなと名残惜しいけど離れる

『ライブ楽しみにしてます、頑張ってください！本当ありがとうございました！』

もう一度頭を下げて

龍友くんの隣を歩きながらもチラチラみんなの方を振り返って

小さくなるみんなに手を振った