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龍友side


涼太と2人での飯は久々で



涼太もAと特に仲良いみたいやからって
俺のAトークが止まらなくて


涼太の少し苦しそうな顔に気付くことができなかった



この時までは





「あの、さ」




そう口を開いた涼太




「俺、Aのこと」


真剣な顔つきな涼太につられて
俺の表情も硬くなる



その次の言葉は口の形から予想がついた




"好き"




俺が誰にも言えなかったこと




涼太はちゃんと口にできるんだ





「龍友くんは、多分ライバルだと思ったから…




指輪に誓って宣戦布告」




実際に声に出すのは勇気が必要で


俺は指輪をそっと撫でた





『Aのこと好きや



涼太にでも譲れない』




Aの指輪は俺と涼太に一歩踏み出させた

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作者名: | 作成日時:2017年8月30日 0時

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