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「龍友くんと…


あそこの公園行ったことある?」



『ないですよ?』



「じゃあカフェは?」


『そこもないです』



「じゃあワンピースを買ったお店は?」



『ないでーす 笑』



じゃあそこに今日俺を連れてってよって言った涼太くん

『いいですよ、行きましょ!』

曇った涼太くんの顔が


今日のお出かけ日和の天気みたいに晴れる

私たちが歩いてた方向とは逆にそのお店があるのでくるっと方向転換する


涼太くんは隣で軽く鼻歌なんか歌っててご機嫌だ

なんだこの可愛い人は
相方の龍友くんが私に取られたと思ったのかな?
ちょっと意地悪したくなって



『嫉妬ですか? 笑』


って聞くと



「Aと龍友くんが仲いいのかもって思ったら


龍友くんに嫉妬した」


って素直に答える涼太くん



『大丈夫ですよ、龍友くん取らないんで 笑』


って言うと



「違うんだけど、龍友くんに嫉妬してるった言ったでしょ!」



?だから私に龍友が取られるから嫉妬してるんだよね?



「あーもういいや、Aのおばかさん」


どういうことかよくわからないけど…


『な、ひどい!』



そう言い合っていると

お気に入りのカフェの近くに着く

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作者名: | 作成日時:2017年8月30日 0時

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