マネージャーは、いつも気だるげ

気だるげ 13% ページ16

赤葦「それよりA、家の、場所どこ？」


「あぁ、しばらく家いるんだったね。一緒に帰ろっか。」


赤葦「うん。どうせなら、瀬見さんも、来ませんか？」


瀬見「いいのか？」


「いいね。家の場所把握してもらえたら、今度から家まで、帰って連れて帰ってもらえるし、おいでよ」


瀬見「もうちょっと純粋な動機で招待されたいぞ俺は」



赤葦「じゃぁ、きまりですね。」



帰り道NOW


「京治、いつまで家にいるの？」


赤葦「2日だけだよ。学校が、点検でつかえないから。」


赤葦「Aこそ、東京戻って来ないの？」



「今の所は……」



瀬見「えっ…A、東京育ちなのか！？」


「えっ、……うん」


赤葦「Aは、中3まで、東京にいたんですけど、引っ越しちゃたんです。」


瀬見「そうなのか。」


「どうぞ……」ｶﾞﾁｬ


ﾄﾞﾁｬｯ……


赤葦「すいません。今朝東京のお土産を買ってきてそのまま玄関に置いて来ちゃったんです」


瀬見「いや……(帰るとき俺はちゃんと帰れるのか？踏んづけそうだぞこれ？)」


「京治たくさん、買ってきたね。」


inリビング


瀬見「しかし、偉いな。赤葦君。ちゃんとお土産持ってくるとは、」


赤葦「いえ。母にいわれたので。Aキッチン借りるよ。」


「いいよ……」


赤葦「コーヒーどうぞ。」ｶﾁｬ


瀬見「おお、サンキュ。あっ、砂糖と、ミル))」



赤葦「このコーヒー、ブラックで飲むのが1番欲しいんです。ぜひブラックで」


赤葦「おいしいですか？美味しいでしょう。」



瀬見「あっ、あぁ。」←普段、砂糖を沢山入れる男。

気だるげ14%→←作者から。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す