【刀剣乱舞】 刀と人の子 ３

誰かの慟哭 ページ42

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もしも＿＿＿＿＿＿


もしもを願っていいなら、私は夫と子供と暮らす、そんな未来もあってよかったでしょう



貴方の未来をにこやかに見て、その成長を微笑んで


隣で一緒に愛しい人と仲間と共に、日本の歴史とその未来を守っていく＿＿＿＿＿




こんな日常があってもよかった







そう思うのは罪なのでしょうね




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でも、それを罪だと気付くのには遅くて


私の体はもう朽ちていて、


私の両手はもう汚れていて


貴方に会わす顔もなくて＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








わかっている

わかってはいるのよ



でも、女として、母として、そのあってもいい未来をつぶされるのは許せなかった



例え、人間としての体や尊厳がなくなったとしても、許すことができない







だから、一矢報いてもいいわよね＿＿＿＿＿＿＿＿





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「主、そろそろ相手方が動きだすころかと」

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