【刀剣乱舞】 刀と人の子 ３

122振目:柄まで通ったぞ！ ページ41

「今までよく頑張りましたね」


柔らかい声が聞こえる


「もう少しの辛抱です。それまで貴方のやるべきことを全うなさい」

あぁ、この刀の主、鬼姫の声だ…


そういわれちゃあ、仕方ないな！
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『う、うん…』

加「おはよ、主。目が覚めた」

落ち着いた清光の声が降る

加「燭台切は、みんなに主が起きたこと伝えて。薬研は、軽く主の容態診てから政府の人に伝えに行って」

寝起きの頭でもわかる、加州の冷静な声が的確な指示をしていること
燭台切があぁ、といって部屋を出ていく音、薬研がこちらに近付いてくる音が聞こえてくる


薬「よぉ、大将。お目覚めか」

『気分はまぁまぁだ。少し頭痛が酷いくらいだな…』

ふむ、と顎に手を添える薬研

薬「とりあえずは霊力が欠乏しているだけだろうな。少し休めば回復するだろう。安静にしとけよ、大将」

と言って、部屋を出ていった


加「今回はお咎めはしないけど、もう少し俺を頼ってよ。俺、あんたの初期刀だよ」

顔を顰めて、Aを見る

『…。ごめん』

素直に謝ったところを見て、加州も安心したのか、政府の人が来るまで寝てな、と言って寝かしつけられた

　

＿＿＿＿＿＿

管狐が、これからのことを説明する

こ「主様はこれから検査を受けていただきます。とりあえず、霊力のチェックや単純なレントゲン検査、他には簡単な身体測定を行います。

そしてこれからの決戦に向けて、政府からの応援として霊力を送らせていただくためのバイパスを繋げます。それの儀式を行います。

何かご質問は？」


『特に。

うちの連中は手入れしたんだろうな？』


霜村「お久しぶりにございます。審神者様の付喪神様方は、しっかりと手入れし、全員完璧に手入れいたしました」


いつかの青年が軽く頭を下げた

『ならばよし。私の体が万全になって、バイパスを繋げ、安定した数値が見られたら出陣する。その後の奴の処理やらなんやらも一応口裏を合わせておこう。

私が指揮官だ。現場での指示は全面的に従ってくれ』

佐藤「承知いたしました。こちらにいる期間は審神者様のご要望になるべく沿わせていただきたいと思っております」


さて、出陣の準備の始まりだ…！！









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お久しぶりです。
海軍中佐(笑)です。
長く更新をしておらず、大変申し訳ございません。

物語内ででてきた、佐藤と霜村、お久しぶり、とはどういったことでしょう？
是非刀と人の子1をご覧くださいませ

誰かの慟哭→←121振目:こ、こんなのもあります、一応

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