99振目:熱いな。本気になるか ページ18
時計が10時を指した
『よし、皆いいか?』
加「勿論! おっし、出陣だ」
堀「行こう、銃や砲がいない僕らの戦場へ」
安「気持ちを切り替えないとな」
五「出陣、ですよね……いやだな……」
獅「出陣だな。行くぞ、じっちゃんの名にかけて!」
次「戦だねぇ?よーし、一杯飲んでからね!」
門のパネルを操作し、演練会場に設定する
光と風が彼等を包んだ
___________________
光が消え、ゆっくりと瞼を開ける
『うわぁお』
某竜玉の天下一武道会の会場がいくつもあるような設計の会場の前に着いた
『さて、と。私と加州は受付を済ませてくる。皆はあの演練参加部隊一覧の掲示板の下にいてくれ。
できれば、聞こえてくる会話の中だけでいいから、情報収集を頼む』
「「「了解」」」
審神者と部隊長は今日の演練参加者の名簿に登録するため、受付まで歩く
「ひさしぶりね〜。まだ審神者やってたのね! 元気ねぇ」
「まだまだですよ! これからもやっていかなくちゃ〜」
あるところではおばさん同士の井戸端会議の内容が聞こえ
「まだまだだな、もう少し編成を変えてみてはどうだ」
「やっぱ、先輩には勝てねぇっすわ。どこ直したらいいっすか?」
仲のよさげな若者のアドバイスが聞こえた
「ねぇ、---! 大丈夫!? 遡行軍でも検非違使でもないヤツと戦ったって聞いたけど!」
「そうなの…。私も同行してたんだけど、よくわからない…。なんか変な女の人が指揮してて、すっごく強くて…」
聞こえた
『!!』
加「! 主も聞こえたよね。今の会話」
『あぁ。あの子に話を聞きたい。あとで手合せ願おうか』
やっとつかみかけた情報だ、簡単に逃しはしない
「ではこちらに審神者名と、本丸番号、部隊の隊員を入力してください」
無機質な声で人を捌いていく、アンドロイド
驚きの速さですべてを入力して、参加証を貰う
『さて、一度戻ってあの審神者に申し込もう』
______
堀「あ、主さーん、清光君! お帰りなさーい!」
『ただいま。どうだった?』
獅「それっぽい情報はいくつか聞こえたぜ。だが本当かどうかがわからないからな、一つ一つしらみつぶしにでもするか?」
眉間にしわを寄せ、腕を組む
『私も一人だけ見つけた。まずはその審神者に話を聞きたい』
加「じゃ、行こっか」
100振目:噛まれると痛いですよ……野性ゆえ!→←98振目:今度こそは、出番かなぁ
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浅葱 - 凄く面白いです!!更新頑張って下さい♪( ´▽`) (2016年12月3日 20時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
海軍少佐(笑)(プロフ) - 宇真さん» そんな!!!!!!! お褒めに預かり光栄の限りです!!!!!!! 応援、ありがとうございます!!!!!!! (2016年5月6日 20時) (レス) id: e5fa4bd0ea (このIDを非表示/違反報告)
宇真 - すげぇ......クオリティたけぇ!!ヤバい!超面白かったです!更新頑張ってくださいね! (2016年5月6日 7時) (レス) id: d4e7b0622d (このIDを非表示/違反報告)
海軍少佐(笑)(プロフ) - 蛍丸Loveさん» ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!! (2016年4月4日 12時) (レス) id: 652c187a69 (このIDを非表示/違反報告)
蛍丸Love - 超おもしろいです(≧ω≦) (2016年4月4日 12時) (レス) id: a5aa08454a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海軍中佐(笑) | 作成日時:2016年2月18日 23時