【刀剣乱舞】 刀と人の子 ３

97振目:おっと、飲んでる場合じゃないかな ページ16

『先ほど、三日月から遠征先での噂の話を聞いた。



いつもの敵、そして検非違使以外にも歴史を改編しようとしている者がいる、という噂だ。




内容と私の記憶、そして私の祖父の話を合わせる限り、その人物は私の母親だと言える。




だがまだ証拠がない上に、政府からなんの連絡もないのでは私達は手の出しようがない。





そこで明日、急で悪いが演練に行くことにした。そこで他本丸の審神者や刀剣男士達になにか情報が聞き出せたら、と思っている』


その話を聞き、辺りは少しの沈黙と多くのざわつきで包まれた



一「何故、主殿のお母様、は歴史を改編しようと?」



『私の父親の事だろうな。つまらない理由で何しているんだか』




蛍「とりあえず、明日の事はわかったよ。んで、誰が行くの?」


『隊長は勿論、加州。副隊長は堀川。あとは五虎退、獅子王、安定、次郎太刀だな』



乱「あ、古参組だね! 次の演練にはボクもいれてよね!」



『はいよー。という事で、今日はかいさーん。おやすみ』





「「「「「「おやすみなさい」」」」」」






明日は、明日の風が吹く、とやらだ




明日の運は明日にならないとわからない





そう思い、布団に包まれたAはゆっくりと眠りの水底に沈んでいった

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