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「ねえ、単刀直入に言うわ。」
パンジーが唾がかかりそうなほど近づいてきたのでアリシラは身を引いた。
「あなたはドラコの気持ちを弄んで何がしたいの？」
しばらくの沈黙が訪れた。
アリシラの後ろの不気味な絵画から風に靡く草の音が聴こえている。
「わ、わたしは、、」弄ばれているのは私だと言おうとしたがやめた。
「彼の気持ちなんて弄んでないわよ。」
「嘘なんてつかないでよ！私、知っているのよ。組分け中にあなたはドラコに何をしていたのか！」
アリシラからすれば見当違いもいいところだった。
「あなたにしては少し的を射てるわ。」
「言い訳してみなさいよ」
「あのねぇ、あれはドラコからやってきたのよ。」
パンジーはとうとう喚き出した。
「嘘よ、！嘘！彼は私が好きなのよ！」
初耳だった。ドラコがこんなガマガエルが好きだったなんて。
「なら彼に聞けば良いじゃない。」
「いやよ。だいたい今あなたが正直に言えば良いだけなんだから。」
パンジーとこれ以上話してもどうにもならないと思った。
「こんなことを話すためにきたわけじゃないの。私、お
「まだ話は終わってないのよ！」
「だって私の話を聞こうとしないじゃない。」
アリシラがパンジーに背を向けた瞬間、自分の右腕スレスレに物凄い風圧が走った。
思わずローブから杖を取り出すと振りむいて盾の呪文を唱えた。
「プロテゴ！」
電光石火。盾の呪文で作った盾にパンジーが放った呪文がぶつかった。
「何をするのよ！」
アリシラは杖を構えながら叫んだ。パンジーは答えない。
パンジーの周りの3人もアリシラに杖を構えている。
圧倒的不勢だ。
「こうやって卑怯なことしかできないのね！パンジー・パーキンソン！」
「私を呼んだのはあなたでしょう？気安く私の名前を呼ばないで。」
ピンと張った糸のようにいつ切れるか分からない緊張が張り詰めている。
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きむい(プロフ) - noppiさん» コメントしてくださり本当にありがとうございます😭更新は不定期になると思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2022年7月17日 18時) (
レス) id: e08f4d945f (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 更新まってます！！ (2022年7月6日 16時) (レス) @page18 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむい | 作成日時：2022年6月12日 9時
