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「はぁ……」
言葉の意味があまり良く分からなかったが、ここはあえて受け流すことにした。
「えー、俺は好きだよ?よくチェスの相手とかしてくれるし」
そこでポーカーは素直な感想を述べる。
「人の好みは人それぞれさ」
それに、ラピエールは忠告するように言い返した。
「まぁでも、一回行ってみたら?どうせいつかは、彼と話すことになるだろうし」
「そうね…じゃあ、とりあえず行ってみるよ」
「き、気をつけてくださいね…」
ラビベションは少なからずも、私を心配してくれた。
「それじゃ、またゲーム部にも来てね〜」
「分かった!」
そして、私はクライナー達と一緒にゲーム部を後にした。
〜 〜 〜 〜 〜
:*:補足:*:
〜 〜 〜 〜 〜
ゲームっていうのは、DSとかPSPではなく、ポーカーフェイスやチェス、トランプのことです(笑)
* * * * *
ある部屋の前で、足を止めた。
ここが、どうやら美術室らしい。
「失礼します……」
おそるおそるドアを開くと、
広い美術室には、男子生徒が数人しかいなかった。
机にはガムテープやハサミ、画材などが散らかっている。
少人数の部員たちは、一つの机を囲んでなにかを食べながら談笑していた。
そのうちの一人がこちらを振り向き、微笑みながら口を開いた。
「こんにち…ってあれ、君は…」
「あ、あぁ、アモールといいます」
「君のことは知ってるよ」
「へっ?」
「あ、やっぱ僕のことなんて覚えてない?」
「いや…、あー…ご、ごめんなさい」
「いいよいいよ。えっと、僕は天候学者のミレッタ。自然界グループに所属してます。この学園の生徒じゃないから、君はあまり僕を見たことがないかな?」
よく見ると、ミレッタと名乗った少年は制服を着ていなかった。
「す…すみません、存じ上げないです」
ー自然界グループは聞いたことがあるな…天候学者かぁ
「そんな固くならないでも。まあ、授業しに来たマキメコリに、たまについて来るだけだからね。見たことがないのも、当然かもしれないな。今日も遊びに来ただけだし」
少し残念そうに苦笑するミレッタの傍らで、一人の男子生徒が声をあげた。
「ああ、ルコリハーダじゃん!」
「よ、よお…」
ルコリハーダが少し躊躇いがちに返事したかと思うと、その男子生徒がいきなり彼に抱きついた。
「愛しのルコリハーダ!会いに来てくれてありがとうっ」
「わっやめろ、離れろオイ、気持ち悪ぃ!」
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菜波(プロフ) - 初めてオリジナル見ました！とっても面白いです(^^)d更新頑張ってください！！ (2013年5月27日 20時) (
レス) id: 581295fc3e (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶姫(プロフ) - 面白いっす！！自分だったらきっとここまで書かないでしょうｗ (2013年5月24日 20時) (レス) id: 6b7ce34b11 (このIDを非表示/違反報告)
＊りぃむ＊@Natsumi(プロフ) - 凄いです、とても面白いです(´｀＊)ここまで良くかけると尊敬しますｗこれからも頑張ってください、続き楽しみに待ってます＊ (2013年5月23日 23時) (携帯から) (レス) id: 5bbbbd63fc (このIDを非表示/違反報告)
メイプル・コルグエフ(プロフ) - オリジナルでここまで書けるなんて凄いです！がんばってください！！ (2013年5月23日 18時) (レス) id: 6725dd056b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cry | 作成日時：2013年4月8日 22時
