ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム249 ページ49

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夜、グダグダしながらスマホゲームをしていると、前原から電話が。




『……え、明日悠馬の誕生日！？』

「ああ、明日11/13だろ？それで磯貝の家貧乏だから少しでも豪勢なパーティーしたくてよ……」

『それで私のあの広い和室使おうって？』

「ああ、あの部屋俺入った事ねぇけど……広いよな？」

『まあ……10人以上は余裕』

「よっしゃ、じゃあ明日何人か誘って昼頃行くから、ケーキや料理よろしく！」




……いやまてケーキって言っても……、そう言いかけたが、電話は切れていた。

明後日からは本格的に文化祭の準備が始まる、……明日は疲れそうだ。

まあ明日昼頃って言ってたし、……いやまてよ、昼頃……？


朝早起きしてケーキ作らないと間に合わない！最低でも6時起き！！……最悪だ、と言いたいところだが、悠馬の誕生日なので許す。






『……ふぁ……あぁ……眠い』




だがやらなければならない、ケーキ作りに豪勢な料理。昨日新鮮な魚とか肉とか買ってて良かった……まあまずはケーキから。

スポンジを作り終え、炊飯器のスポンジ作れるのにセット、2時間程かかるので、その間に肉を切ってステーキ風に……。


いろいろやり、ほとんど完成、盛り付けされた料理を和室の方へと持っていく。




『……うん、こんな感じで』




その時、前原から電話が。急いで手を洗い、電話に出る。

すると、疲れている私とは正反対に明るい声がスマホから聞こえた。




「A、出来たか？」

『感謝してよ、滅茶苦茶豪勢なの作ったから、あれは今冷やしてる』

「おう、今9人いるから……全員食べれる感じか？」

『うん、多分大丈夫』

「分かった、あと少しで着くから準備しとけよ」




そう言って、前原は電話を切った。

私も急いで服を着替える、そして部屋も閉めて準備完了。


すぐに前原達は来て、和室へと誘導した。そして。




「磯貝、誕生日おめでとう！」

「『おめでとー！』」

「……あ、今日俺誕生日だ」




どうら忘れてたようだ。



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