ゲーム235 ページ35
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『マイク・ローダン……あのマクロマジシャン事務所の社長だ』
「夏祭りのAさんのマジックショーを見て、勧誘したそうですね。それについての話をしたい、というそうで……」
『……え？』
「きちんと、話をしたいそうです。つまる所、正式にスカウトされたのです、Aさん」
『嘘……あれ冗談じゃなかったんだ』
夏祭り、私が金の飢饉で急遽やったマジックショー、あれを見て軽く挨拶された人。
マジックショーは私の自己満でやっていたものだ、そりゃあ皆を笑顔にしたいし、それにはうってつけの職業。
「Aさん、知っていましたよ、最初からデモンストレーターは目指していないと」
『……』
「君の持っている暗殺の才能は、マジックで使えばそれこそ万に通じる。無駄にする事もないのです」
『……』
「人々に笑顔を与える職業……Aさんは自分の事を自分勝手だと思っているでしょう、ですがそれは大きな間違いです。Aさんは他人第一に動いている」
そうだろうか、私は自分勝手だと思う。
私が助けたいと思うから助けてる、私は思うがままにやってきたと思う。
でも、先生は違うように見えている。
「Aさん、先生はAさんが自分勝手だとは思えません。Aさんは無意識なのでしょう、ある漫画の主人公に憧れたのではないですか？」
『……』
思い浮かんだのは、当時まだ中1でアニメ沼にハマったきっかけでもあるアニメ。何を隠そう、うえきの法則である。
主人公が格好良かった、他人の為に命を捨ててまでも助けようとするその姿が。
助けられた皆は、不思議にも笑顔になっていた、そして主人公は満足そうにするのだ。自分はその時の主人公の気持ちが知りたかった。
でも、その気持ちは知っていた。小さい頃からマジックしてて、家族に見せるたび笑顔になってくれて。
「Aさん、マジシャンという職業は君に合っている。スキルもあり、マジックの魅せ方も知っている」
『……そうかな』
「そして、人々を笑顔にしたいというまさにマジシャンの心だって持っています、エンターテイナーとして大切な心得です。きちんと、この職業を視野に入れてくださいね」
『……マジシャン、かぁ。無理がありそうだけどなぁ』
思い出すのは、母親の笑顔だった。
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御子柴(プロフ) - 氏神アザミさん» 大野海苔ですか、知ってますよ！友人のお土産で貰って以来大ファンです！味付け海苔界のトップですからね大野海苔は(個人的意見)！私にも徳島に親戚がいればなぁ……羨ましいです。 (2018年10月1日 17時) (
レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
氏神アザミ(プロフ) - 味付け海苔といえば徳島の大野海苔が美味しいですよ。父方の実家が徳島県にあるんでいつも祖母が送ってくれるんです。よろしければご賞味ください。 (2018年10月1日 17時) (レス) id: 1e5eb05d39 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - ユキナリさん» 本当ですよね、海苔の素晴らしさに気付いてほしいものです笑 何度もですか！とても嬉しいです！合作はですね…生憎合作の仕方すら知らないんですよ…すみませんねm(_ _)m ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します！ (2018年10月1日 12時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナリ - 御子柴さん» ですよねぇ……。味付け海苔は神と言っても過言では無いのに…。あ、この作品何度も読み直してますw合作したいな(((殴 続編も更新頑張ってくださいね！w (2018年10月1日 11時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - ユキナリさん» いえいえ、私も食べます。ですがそれを友人に言うとなんとも言えない目で見られました……。 (2018年10月1日 10時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴 | 作成日時：2018年7月16日 14時
