ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム204 ページ4

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「さて！Aさんはきっちりと復習しましょう！Aさんなら大丈夫です！」

『うん多分大丈夫、ここならまだ出来る』




一応大学まできちんと行ったんでこのくらいならまだ楽勝、まあここの中学の範囲高校なんだけど。

ではまずは国語からやりましょう！と張り切っている殺せんせー。すると鬘をかぶり、いつぞやの舞妓はんみたいになった。


今から古文やるんだな。




「ではやりますわよAさん」

『いやそのコスプレいる？』

「今日はサービスしてやりんす」

『それ吉原だから、風俗じゃないのよここは教室』

「Aさんならこうやって刺激的に教えた方が良いかと思いまして……」

『そういう刺激は求めてないのよ』




とにかく勉強しますよー、と殺せんせーはギャグを入れながら楽しく教えてくれる。

……やっぱり、この先生には生きててほしいなぁ。人間の理想像というか……殺せんせーって本当に良い人……超生物だと思う。






「A、今日帰り用事ある？」

『残念ながらあるんだなー、今日は洗剤と魚のセールだから早く帰らないと』

「うわぁさすがだ」

「じゃあ今日のお供はどうする？」

「私達が途中まで一緒に帰るよ」




お供って……そんなに方向音痴じゃないんだけど私。

まあでも帰り道はまだ迷うからしょうがないか、行きは集中すれば行けるんだけど……。


原、カエデと一緒に帰り、家の近くのスーパーへ。





「来たわ！若者の猿よ！！」

「どきなさい若者の猿！！この洗剤は私のよ！」

『何言ってやがるババァ！！この洗剤達は私のだ！！ついでにこのおしゃれ着洗剤もな！』

「なんですって！？」
「あの若者の猿めが！！」

『次は魚コーナーだァァァ！』


「……まって、Aちゃんについていけない」
「私達、今何見てるのかしら」




洗剤とおしゃれ着洗剤を手に取り、すぐさま魚コーナーへ。

そこにもまだババァ共はいる。どうせ主人が金がっぽり稼いでんだから少しくらい私に譲れよコンニャロ！




「もう来たわよ若者の猿！！」

『大トロォォ！！』

「あ！！あと１つの大トロが！！」
「おのれ若者の猿め！！」

『早い者勝ちなんだよババァ共が！！オメェら主人の金だろうがこっちは自腹じゃァァァ！！』




いつの間にか、原とカエデは帰っていた。



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