ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム228 ページ28

.



今日は日曜、本当はバンカズ組が来る予定だったけど、前原だけになってしまった。




「そう言えばA、俺うえきの法則全部見たぜ」

『マジ！？どうだった！？』

「……燃えた、最終回は泣きそうになった」

『だよね！』




やっぱり前原もたらしでも男だね、少年の心があるよ！

だって前原少女漫画じゃねぇのみたいな事言ってたよね、いやぁ分かってくれたかぁ。


うえきの法則程の能力漫画はない、ワンピは能力はあっても無い人の割合が多いしね。うえきは凄い能力漫画だよ。




「にしても、ゴミを木に変える力って深いのな……コバセンの聴いてうおおおってなったぜ」

『私は手拭いを鉄に変える力かな、鉄と磁力……すっげぇ！って思った』

「でもさ、面白かったのはやっぱあれだ、鈴子覚醒とキルノートンの眼鏡」

『だよねだよね、ビアンカァァァ！！だもんね』

「それにしても植木と佐野カッコよくね？男の俺でもときめいたぞ」

『しかも佐野なんか同い年だよ今』

「あ、本当だマジかよ有り得ねぇ」




植木も格好良い、佐野も格好良い、しかも燃えるし……最高だろマジで。

こんなに凄いアニメはそうそうない、もっと皆2000年代アニメ見よう、2010年代のより豪華声優だらけだし。




『あ、そういえばうえきの法則には続編があるんだよね』

「え？それってアニメか？」

『いや、漫画。うえきの法則＋ってやつで、作者その時体調崩しちゃって長く続けれなかったんだけど、私漫画だと初めて泣いたと思う。ちなみに5巻まで』

「5巻で泣ける……？」

『うん、とにかく読んでみるといい。持ってくるよ』




私は漫画部屋に行き、＋を探す。

＋は本当に感動した、感動ていうかお涙頂戴って感じ。本当に泣ける。

＋を見つけ前原の元へ。すぐさま前原は1巻を手に取り読み始めた。私は2巻から読もうかな。


そして、私は先に5巻を読み終え号泣してたら前原も涙を流し始めた。




「植木ィィィ！！お前っ……本当いい奴すぎるだろうがァァァ！！」

『ちょ、言わないでよ……思い出す……植木ィィィ！！』

「しかも森ィィ！待ってるからって……うわあああああ！……あれ、続き……一年後か……」

『読んで……読んで……』


「……。植木ィィィおかえりィィィ！！！あああああ！！今この巻の表紙みたら……うわあああああ！！」
『いつも他人の事を考えて……植木マジ大好きィィィ！！！』




そこから約10分程、私と前原は泣き続けていた。



.

ゲーム229→←ゲーム227

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す