ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム225 ページ25

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牢を開け、死神が拘束されている場所にいると、皮の剥げた死神が。

こんな奴とキスしたと思うと吐き気がする、いや、これジョークとかじゃなくてガチで。話が入ってこない、本当に気持ち悪い。




「どうしたんだA」

『いや……気分悪いだけ、あの剥げた奴見て』

「おぶろうか？」

『お願い』




珍しく(という訳でもないが)前原が優しいのでお言葉に甘えておく。あわよくば此奴の頭にリバースも出来るし、悪い事は１つもない。

あー本当にうがいしたい、気持ち悪い。


もしかして、イトナもこんな気持ちを味わって……。




『イトナ』

「なんだ？今話聴いてるんだが」

『あのさ、あの時のディープキス本当にごめん。やらされた側になって分かったけど結構恥ずかしいし、気持ち悪い。イトナはこんな気持ちを味わったんだね』

「気持ち悪いとは一度も思った事はない、恥ずかしかったけど」

『いや、もうマジで気持ち悪い、前原の髪の毛に吐こうかな』

「いいんじゃないか？」
「イトナ何言ってんの？駄目に決まってんだろ、てかお前ゲロインに昇格するつもりか？」

『私もうゲスインだからいいわ』




ゲスインって初めて聴いたぞ！？と前原は言った。

ゲスインとは、その名の通りゲスいヒロインの事である。これが流行ればいいなぁ、と思いながら吐き気を抑えれるのに必死である。




『ウップ……本当ヤバい、気持ち悪い』

「そんなにか？」

『もう口の中全てが気持ち悪い、気持ち悪すぎて死にそう』

「気分悪いなら寝とけ、外出たら起こしてやんよ」

『よろしく』




うん、やっぱり安心するわ前原の背中は。



誰かに起きろ起きろと言われている、いや待ってよ私今兄さんと勉強してるんだから……。

ていうかね、ポンポンが本当に良すぎる。


と、そこで目が覚めてしまった。




『……ったく、頭ポンポンされて喜んでたのに』

「ならもっとやってあげようか？」

『……は？なんでよ悠馬』

「磯貝さっきまでAの頭撫でてた」

『……道理で夢で兄さん出るわけだわ』

「そうだったのか……え、兄さん？」

「Aお兄さんいるのか！？その見た目で！？」




その見た目ってなんだよ、NINTENDO64があるのも兄さんがいるからだって言うとへぇーとかなり納得したようだ。本当はたまたまあっただけだけど。


ちなみに、ビッチ先生は裏切ったけどまた元に戻って、烏間先生が花をあげてとても喜んだとか。……一応、一件落着かな。



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