ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム203 ページ3

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「もう可愛すぎて可愛すぎて……あ、今まで隠してきてたんだがな、そろそろ誰かに言わないと溜まったままだと……と思ってだな」

『え、あ、はぁ……』

「ここ、元は一つの部屋だったのは聞いただろ？元々俺と優月で仕切り無しで使ってたんだ。だけどある日、もう耐えられなくなって……漫画で仕切りを作ったんだ」

『……つまり、恵介さんはシスコンってわけですね』

「本気で優月と付き合いたい」




いやそれはダメだろ、禁断の恋すぎるだろ。……優月恵介さんの事は無愛想だくらいしか言ってないからな……。

もうシスコンを通り越してるだなんて……いや恵介さんめっちゃキャラ立ちすぎなんだけど。


ちょっと待っててくれ、と言い、机の引き出しからアルバムを出してくる。

その中身を見た私は絶句した。




『……いや、これ……優月しか載ってないんすけど』

「優月専用のアルバムだ、俺の隠し撮りの技術は全てこれで極められた」

『いや隠し撮りの技術とか聞いてませんよ。……でも優月可愛いなぁ……さすがボブ』

「……Aも分かってくれるか、ボブの素晴らしさに」

『勿論です、女の子皆ボブでもいいと思うんです。……あ、話続けてください』




そこからずっと優月の話ばっかり聞かされた。

優月が最近恵介さんに対して冷たくなったけどなんだかんだで優しくてギャップが堪らなくてその日は寝れなかったとか、体調悪い時に優月の大丈夫と上目遣いが破壊力ありすぎて鼻血出そうになったとか。


……いやマジでキャラ立ちすぎなんだけど。




「でも俺達は兄妹だ。禁断の恋なんだよ、だからどうしたらいいのかって……」

『……そりゃあもう、新しく好きな人見つけるとか、いっその事優月に話して潔く振られるとか……』

「そんなの優月になんか話せねぇ、だからAに相談してんだ」

『……本当に恋愛なんすか？』

「ああ、ただのシスコンならまだ下着とか見れるだろ？俺には無理なんだよ、顔真っ赤になっちまう」

『そりゃあ重症だな……』




これはガチで惚れてる、でも優月は兄ちゃんとしてしか見ていない。……というか、禁断の恋なんぞ許されない。

どうしたらいいのか、この禁断の恋を終わらせるには。


やっぱり、さっきの２つしか考えられないよなぁ。




『恵介さん、女の人の好みは？』

「優月」

『……』




私はその後、恵介さんと連絡を交換し、家に帰った。

が、途中で迷ってしまい、家の近いカルマを召喚し家に帰った。



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