ライフ・オブリージュ5【暗殺教室】

ゲーム217 ページ17

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あの瞳は……間違いないだろう。多分向こうも私が分かった事に気付いているはずだ。

分かっているのは、さっきの花屋さんが暗殺者だって事。だけどどれほどのスキルなのかは分からない、キステクは少なくとも上手かった。


校舎に着いたものの全く気分は良くならず、折角の下世話なのに参加出来なかった。暫く保健室で休んでいると、一発の銃声が。






『……えっと、どういう状況？』

「ビッチ先生、僕等の計画分かってて……」




その後、詳しく教えてもらった。

どうやらビッチ先生を怒らせた……というか、烏間先生が気付かせた……みたいな感じだろうか。




『……明日皆で謝るしかないよ、まあ来たらの話だけど……。あのビッチは変なところでプライドあるからなぁ』

「でも、何に対して謝れば……」

『……それもそうか。なら説得すりゃいーじゃん、私等にはあんたが必要なんだーって。実際私はビッチもいてこその暗殺教室だって思うんだけど』

「そうですねぇ、この暗殺教室は誰１人欠けてはいけない。ただし、今日はもう帰る時間ですよ、また明日にしましょう」

「……だな」




皆は帰る準備を始めて、重い足取りで帰っていった。

私は当事者じゃなかったからよく分からないけど、……なんか、出来過ぎてるような……なんだろ。




「……どうしたのA？なんか考え事？」

『……狙う暗殺者、出て行ったビッチ。……暗殺業界で何かあったのか、それとも……』

「暗殺業界？」

『ああ、実はこの前殺せんせーを狙ってるらしき暗殺者に遭ったんだ、先生には行ってない。ソイツは私に危害を加えようとした』

「……え！？嘘！？」

『本当。ナイフで襲ってきたかと思えば次は拘束されて……あ、これはいいや』

「え、続き気になるよそれ、To be continuedってつきそうな終わり方」




いや、やられた側がディープキスって言うの意外に恥ずかしいもんだわ、ごめんねイトナ、君はこんな気持ちを味わっていたのか。


それにしても、アイツはいつ暗殺にくるだろうか、キステクだけだとかなり上の暗殺者だと思うけど。




『とにかく、なんか嫌な感じがするわけよ』

「嫌な感じか……」

『そう、あの暗殺者は多分ビッチなんか目じゃない程。あの拘束の力は尋常じゃなかった、烏間先生並』

「烏間先生並って……半端ない暗殺者だよ……」




今後、一体何が怒るか……見当も付かないけど、見守るしかないのかな。



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