ゲーム215 ページ15
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結局この後、私は早めに帰る準備をしてこの山を克服する事に。
実はこの間に先生の命が何度も危険に晒されていたとは聞くまで全く知らなかった。
そしてこの日、遂に達成したのだ。
『迷わずに降りれたァァ!』
長かった!半年かかった!!あー本当に良かった、これで1人で帰れるようになった。
とても嬉しい気分で下校していると、不意に背後に気配を感じた。
『……誰だ』
ただ、とてつもなく分かりにくい、だけど視線は感じる。まだ駅にもついてない、……人も少ないし、これじゃ撒く事もできない。
取り敢えず、駅までに追いつかれないように気持ち速めに歩く。
駅まであと少し、だけど気配は変わらずあるまま……というか、少し近づいた?だけど駅は目前、後はここの曲がり角を曲がるだけ!
その瞬間、物凄い力で引っ張られ、路地裏へ連れて行かれた。
そしてその人は急に刃物を持って刺してくる、私は急いで避けた。フワッと香る花の匂いでギャップ狙ってんのか、と思った。
凄いスピードだったからその人は倒れたけど、またすぐに立ち上がり、笑い出した……笑い出した?
「ハハハッやっぱり暗殺教室で育ってる子にこれは簡単すぎたか……」
『……あんた誰よ』
「僕は暗殺者だから、心配しないで。国家機密の事もきちんと守るよ、ただ生徒の実力を知りたくてね……」
『それって関係ある?』
男が、あるさ、と答えた瞬間だった。
それは一瞬だった、急に両手首を掴まれ壁ドン、からの不意打ちキス。しかも股ドンまでされて完璧に拘束される。
しかも舌まで入ってきやがる、そして顔を見ると隠れておりそれに影でよく見えない。ただ、少し濁った瞳をしていた。
『んっ……んー!!』
抗うが全く効果なし。……というか此奴、上手い。急いで脱出せねばダウンさせられる……。
うん、可哀想だけどこれが私にディープキスやってきやがった罰だ、そう思い思いっきり此奴の舌を噛んだ。
この少しの隙を暗殺者は見逃さない。咄嗟に離れ、奴の股間目掛けてキックからの逃走。
彼が何者だったのか、それは後日知る事となる。
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御子柴(プロフ) - 氏神アザミさん» 大野海苔ですか、知ってますよ!友人のお土産で貰って以来大ファンです!味付け海苔界のトップですからね大野海苔は(個人的意見)!私にも徳島に親戚がいればなぁ……羨ましいです。 (2018年10月1日 17時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
氏神アザミ(プロフ) - 味付け海苔といえば徳島の大野海苔が美味しいですよ。父方の実家が徳島県にあるんでいつも祖母が送ってくれるんです。よろしければご賞味ください。 (2018年10月1日 17時) (レス) id: 1e5eb05d39 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - ユキナリさん» 本当ですよね、海苔の素晴らしさに気付いてほしいものです笑 何度もですか!とても嬉しいです!合作はですね…生憎合作の仕方すら知らないんですよ…すみませんねm(_ _)m ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します! (2018年10月1日 12時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナリ - 御子柴さん» ですよねぇ……。味付け海苔は神と言っても過言では無いのに…。あ、この作品何度も読み直してますw合作したいな(((殴 続編も更新頑張ってくださいね!w (2018年10月1日 11時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - ユキナリさん» いえいえ、私も食べます。ですがそれを友人に言うとなんとも言えない目で見られました……。 (2018年10月1日 10時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴 | 作成日時:2018年7月16日 14時