ゲーム171 ページ21
.
「まずフィールドを劇的に変化させそれから襲う。当てるよりまずは囲うが易し、君達の戦法を使わせてもらったよ」
全てアイツの戦略だったわけだ。 そして、今戦ってるってのも考えるとアイドル合宿も嘘情報だろう。
アイツ……今度は何企んでやがる、しかも堀部を強化させて……今のところこのゲームを上がるには堀部とシロの存在が大きく邪魔をしている。
今中でどうなっているのか、とても気になる。そう思っていると、シロが解説を始めた。
対先生繊維の強化布、堀部の触手の対先生物質で出来たグローブ、そして堀部の位置取り。ほぼ全てが完璧だ、細部まで作戦が練られている。
……だけどシロは知らないようだ、先生だって学習する事を。
そう思っていると中から先生の声が微かに聞こえた。
凄まじい音でよく聞こえないけど、ここだけははっきりと聞こえた。
「暗殺教室の先生は……教えるたびに強くなる」
その瞬間、目が眩む程の光と爆風に覆われた。立っていられるのもやっとだ、窓も割れる程の衝撃。
殺せんせーはあの檻も吹き飛ばし、落ちて来た堀部を優しくキャッチ。
「そういう事ですシロさん、この手の奇襲はもう私には通じませんよ。彼をE組に預けて大人しく去りなさい、あと私が下着ドロじゃないという正しい情報を広めてください」
「私の胸も正しくはび、Bだから！」
『あー私のも間違えてたよ、ワンサイズ大きく書かれてた』
でも小さいなと思ってたから今度ワンサイズ大きめの買う事にしたよ、あの情報は1割感謝する、と付け足すとカエデが「この巨乳めェェ！！」と言ってきた。いや……中学生にすると大きいかもしれないけどそれ矢田に言いなよ。
すると、堀部が頭が痛いと訴えてきた。シロが色々と話すが、シロが言ったこの言葉でなんとなく意味は分かった。
「さよならだイトナ、あとは１人でやりなさい」
「待ちなさい！あなたそれでも保護者ですか！」
そう殺せんせーが止めるも、シロは殺せんせーに毒を吐くだけで話を逸らし逃げていった。そして堀部も触手を暴走させ逃げた。
……つまりだ、堀部は保護者であったシロに捨てられたと言うわけだ。シロが堀部を連れてたのは堀部ではなく触手の強さだっただけ、という事だろう。
結局私等は堀部を探したが、見つける事は出来なかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 395人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひな(プロフ) - 絵、うまくね？ (1月25日 17時) (
レス) @page16 id: 6af8d90e12 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - みさっとさん» 悪戯も楽しければ大丈夫でしょう(^.^; (2018年7月15日 10時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
みさっと - 一番厄介な悪戯の仕方(*´･ω･) (2018年7月14日 23時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - みさっとさん» もうじゃんじゃんツボってください笑 あの性別転換した２人はその体を使って悪戯すると思うんですよ、軽いノリで笑 (2018年7月14日 18時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
みさっと - 御子柴さん» ジョニーがツボです。( ＾∀＾) 「スタンバイスタンバイ」のところがワクワクかんパネェです、最高です。( ＾∀＾) (2018年7月14日 10時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：御子柴 | 作成日時：2018年5月17日 0時
