ライフ・オブリージュ2【暗殺教室】

ゲーム87 ページ37

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「裁判所……ああ、これか」

「磯貝君その問題分かったの？」

『私にも教えて』

「ああ、……って、Aはいいんじゃ……」

『私分からないから。なんでもいいからイケメンに教えて貰いたいんだよ』

「じゃあ俺でもいいだろ」

『駄目』




「即答かよ！」とつっこむ前原。お前のつっこみも即答だよ！と言いたいところをグッとこらえた私は凄い忍耐をしている。

……自画自賛するのはやめよう。


イケメンはいい。何したって許される。……目の前のたらしは別として。


……でも、やっぱり私は可愛い系が好きだったりする。守りたいって気持ちがあるから。

だから実を言うと、渚は私のタイプをベストに捉えてたりする。

笑顔とか胸がギュッとなるよね。


だから、もし誰かと付き合うなら渚だろう。なんせ可愛い。

だけど渚はたまに男って感じを見せる時がある。……そこでギャップがくるっていう最高な感じね。

でも茅野いるし……。


まあ、結論。




『今度渚とお泊まり会しよう』

「いややめろよ！？」

「……ていうかどこからそんな話が」





「なー、休憩しようぜ？もう疲れたし、バンカズしよ」

『何甘ったるい事言ってんの前原。オール満点万々歳するんだよこっちは』

「あとさ、アフターから変えようぜ？飽きてきた」
『は？』

「いやぁアフターの曲って本当集中出来るよなー」




一瞬アフター飽きたって聞こえたけどさっきのは空耳だよね。


家庭科難しいな……今こんなところやってるの本校舎は、ページが一番後ろだけど。

さすが進学校というべきか。

あー難しい……。こんなの分かるわけがない、私家事出来るけど独学なんだよ。




「Aさん、この音楽記号って……」

『あーこれ、a tempoは元の速さに戻すって奴で、まあだいたいrit.セットが多かったりする』

「ありがとう！」

『いやいや』

「……Aって本当に音楽出来るんだな」
『疑ってたのか』
「十中八九」




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