ゲーム86 ページ36
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「お邪魔しまーす」
『うん、お邪魔するんなら帰ってもらおうか』
「あ？俺がわざわざお邪魔してあげる事に気付かねぇの？まさか？中間4位のAさんが？」
『うざいクドいたらし』
「……ドストレートってかなりキツいな」
今日は土曜日だ。イケメンメンツが私の家にやってきた。分かりやすく言うとバンカズメンツだ。
勿論、今回は完璧なるテスト勉強。絶対バンカズなんてしないよ、まあ前原とか言う奴が駄々こねるだろうけど。
机に教科書やノートを広げ、テスト勉強を始める。
『あ、ねえ曲かけていい？』
「俺はいいけど……２人は？」
「私もいいよ」
「俺は曲の系統によるな。誰の歌だよ」
『アフターの歌』
アフターというのは、40代くらいのイケメン2人のバンドっぽくないバンドだ。と言うのも、１人はボーカル、１人はギターだからだ。
まあ、私はボーカルの聡さんの声が大好きなんだけどね。私の元いた世界で言う某広島弁のイケメンバンドって所だ。そのバンドも大好きだった。
「はぁ！？アフターかよ！もっと最近のねぇの！？」
『だって私アフターファンだから。アフターのデビュー曲知ってんのか？世界って曲だぞ』
「……世界って言うと……僕らは世界の一部……って歌詞だっけ」
『それそれそれ』
「２つ多かったな」
アフター大好き万々歳。
そしてテストも満点万々歳。
……なんだっけ。生徒会長？に勝たないといけないんだよね、私が勝手にライバル視してるだけなんだけど。
悠馬も片岡も前原も頑張っている。私もやらないとね。
“僕らは世界の一部 それが運命なの”
『ああ！やる気出るわァ！』
「……まあ分かった。かなり強烈なファンだな」
「聡さんの声確かに良いよな」
『でしょ！？さすが悠馬分かってる！』
それに比べて前原は……と私はジト目で前原を見つめる。
なんだよ！？と大声を出す前原。
……今だ。
『そっ……そこまで……っ言わないっでも……』
「あーあ、前原がAさん泣かせた」
「ちゃんと謝れよ？」
「え、待ってこれ俺が悪いの！？」
『……いや、いいんだ。私が悪かったんだ。それだけさ』
「A……」
「Aさん……」
「……なんか、ごめん」
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きなこねこ。(プロフ) - やだ前原くん好き.. (2018年7月31日 22時) (
レス) id: ecdfea0414 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - モフさん» コメントありがとうございます。そうですか……この際に掛け持ちしてみるのも良いかもしれませんね、良いアドバイスありがとうございます！ (2017年11月26日 13時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
モフ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いです！！小説の掛け持ちについてですが、全然いいと思いますよ！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月26日 11時) (レス) id: 9a0dc60a0e (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - 私の作品のタイトルは、暗殺教室&夏目友人帳ですので、よろしければ読みに来てください。 (2017年10月21日 19時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - シャロさん» お気に入りと評価まで……恐縮でございます。これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2017年10月21日 19時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴 | 作成日時：2017年10月20日 16時
