ゲーム85 ページ35
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「Aちゃん！これ、ここってどうやるか分かる？」
『三平方？これは45°の公式使えるからそれでやってみて』
「……あ、分かった！ありがとAちゃん！」
『いやいや、倉橋の為ならなんだってやるさ』
「Aちゃん……」
『倉橋……』
「ダメダメダメダメ！アウト！」
え、一体どこがアウト？……まさか渚、百合だとか思ってたりして。まあそんなわけないだろう。
今は自分の集中出来る場所で勉強中。
私は暑いけど自然に囲まれた方が出来るかなと思って外に出た。
渚や倉橋もその中の１人。
『……で、今回私は5教科を勉強したらダメって決まりだけど』
「いや誰もそこまで言ってないから」
『今回副教科に力入れようと思ってる。副教科はオール満点万々歳。ついでに全教科オール満点万々歳』
「結局5教科やるんだね」
あ、そうです。
そりゃあね、ちゃんと勉強しますよ。別に賭けに参加させてもらえなくてA組にオール満点取って復讐したいとかそんな事思ってないよ。
木の下で珍しいメンツ3人で勉強していると、木村がやってきた。
「木村君も外でやるの？」
「ああ、自然の空気吸いながらやるのがよくて。それに自由な体形で勉強出来るし」
『あ、木村はワンピ最新巻どうした？』
「おあずけ」
『あーだよねやっぱり。私も優月もおあずけでさ』
「今めっちゃいい所なのに……まあ、テストに集中して、テスト終わった帰りに買いにいこうかな」
木村と私で漫画トークを始めたら渚にストップされた。
今勉強中でしょ！？とキレのあるつっこみをされ、4人で勉強が始まった。
多分これがゲームだと、下の方に【木村が潮田のパーティに加わった】っていうのが流れてるだろう。
『でもこのパーティでやっていけるかな』
「パーティ？なんの事言ってるの？」
「あれ、渚君大丈夫？私達今冒険してるじゃない」
「え、何。僕分かんないんだけど」
ちょっとー、ノリってやつがないのか渚くんにはー。
渚が分からないままで、私等は勉強を進めた。渚も分かってくれたらな……ほら、今レベル1の問スタースライムしてるじゃん。
「皆さん勉強捗っていますか？」
「『出た、レベル2のザコモンスター！』」
「私はレベル2ではないですよ！ラスボスですゥゥ！」
「……いやRPGゲームじゃないんだから！」
あ、やっと分かった。ちょっと分かりにくかったのかな。
……今後、このネタはやめようと思った私でした。
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きなこねこ。(プロフ) - やだ前原くん好き.. (2018年7月31日 22時) (
レス) id: ecdfea0414 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - モフさん» コメントありがとうございます。そうですか……この際に掛け持ちしてみるのも良いかもしれませんね、良いアドバイスありがとうございます！ (2017年11月26日 13時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
モフ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いです！！小説の掛け持ちについてですが、全然いいと思いますよ！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月26日 11時) (レス) id: 9a0dc60a0e (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - 私の作品のタイトルは、暗殺教室&夏目友人帳ですので、よろしければ読みに来てください。 (2017年10月21日 19時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴(プロフ) - シャロさん» お気に入りと評価まで……恐縮でございます。これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2017年10月21日 19時) (レス) id: f14ce15142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴 | 作成日時：2017年10月20日 16時
