検索窓
今日:22 hit、昨日:10 hit、合計:11,455 hit

トリコ ページ5

連絡先を交換したわたしたち。
多忙な西島さんとはほとんど連絡を取らないけれど、「あの広告見ました」なんて急に連絡をくれる。

徐々に敬語が砕け、距離が縮まっている気がした。

たぶん、わたし、好きになってる。




そして、今日、3回目。
なんと西島さんと踊るらしい。
ダンス苦手なんだよな、、、大丈夫かな。




「振り入れ始めていい?」

「お願いします!」
「でもほんとダンス苦手なの、めちゃくちゃ不安!」

「大丈夫大丈夫、めちゃくちゃ簡単にしてるから」

「普段から踊ってるNissyのめちゃくちゃ簡単は信用ならない」

「本当だって」



「で、こう、こう、ワンツースリーフォー、おぉいい感じじゃないすか?」

「いい感じ?」

「いい感じいい感じ、センスあるね」

「やっぱり?センスありますよね、ふふ」

「アハハハハっ、さっきの不安何だったの」






2人じゃ気まずいなと思っていたこれまでとは打って変わって、居心地がいいなと思うようになった。
2人でケラケラ笑ってると、ダンサーさんがニヤニヤ近づいてきて、西島さんと何やら話す。
それに対していつものように笑う彼。あぁ、笑顔が眩しい。









「はい!伝えたいことがあります!」


撮影終了後、スタジオ内に落ちサビが響き渡った。

なんだなんだ?


周りを見渡していると、目の前には大きな花束を持ち、オーラを身に纏うNissy、そしてお馴染みのダンサーの皆さん。





「だからこっちを向いて、もっと近くに来て、ずっと目を見つめて〜〜🎶」



夢のようだった。こんなことあっていいの?

夢のような現実→←展開



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:西島隆弘 , Nissy , AAA
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:niki | 作成日時:2023年2月20日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。