嘘つき~chanyeol~ (ページ22)

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チャニョル先輩と会うために5本目に乗ろうと思った。だけどせっかく明日から会えるなら楽しみにしとこうと思って普段と同じ時間に電車にのった。帰りはまたベッキョン先輩と会った。チャニョル先輩は変わらず先に帰ったらしい。

いつもより早い電車に乗れたおかげで貯めていた録画番組を見れた。
やっぱりアイドルは心を癒してくれる。

「A～今日ミンソクくんとあってね、Aは学校

「お母さん煩い！！！」

思わずヒステリーになる
今大事なところなの！私の大事なオッパのインタビューシーンなの！

『皆さんお待たせしてすいません。もうすぐカムバックします。今メンバー全員で練習しています。待っててね～愛してます！」

はぁ、やっぱりかっこいい。オッパの髪の毛は暗くなり、若返ったように見える。よく聞く決まり切ったセリフでもこんなにも胸を熱くさせるのはオッパだからだ。

ふと、スンヨンの「チャニョル先輩はあんたのアイドルに似てる」という言葉を思い出す。
そう考えるとそうとしか見えなくて顔が熱くなった気がする。

私の頭の中のチャニョル先輩に同じセリフを言わせてみるとよりリアルに感じて自分はついに変態になったかと呆れた。