17 ページ17
「いやぁ、Aも面白いことしたね」
「ぶりっこするよりいいかなって」
そうは言ってもね、と大爆笑するスンヨンさん。スンヨンさんが大爆笑ってなかなかですよ。
「A、スンヨンどうしたの」
「いやぁ、壊れたみたい」
通りすがりの女子までもが怪訝そうに私たちを眺めて行く。そろそろ笑うのやめようか。
「チャニョル先輩ってなに考えてるかわかんないよ」
「うーん、確かに想像つかない」
「だからさ、あんた内心なにこいつきもいとか思われてるかもよ」
「やー!!!スンヨ二!!!」
そういう貶しで笑うのやめてもらえますかなかなか傷つくんですけど
ちょっと否定できないのが悲しいんですけど。
「嫌われないといいね」
「あんた本気で思ってる?」
「あ、あれ、ベッキョン先輩じゃん」
スンヨンの目線の先を見ると、昨日電車であったときのような格好のベッキョン先輩。昨日と違うところといえば、チャニョル先輩がいないこと。
263人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - すごくドキドキしました><続きが気になります!(TT) (2015年4月29日 18時) (レス) id: 433a97d8f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よるちー | 作成日時:2015年4月3日 23時