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｢よし、及川から連絡きた｣
｢え、及川くん？｣
なんで、ここで急に彼が？
｢松川の足止めなら及川がしてっからよ｣
｢ほら、行った行った｣
いつの間に、そんなことを――――
｢俺は言いたい事ちゃんと言ったからな…
一瀬、お前も言ってこい｣
その言葉に、また目頭が熱くなった
｢うん、ありがとう、岩泉くん｣
目元をぐっと拭う
でも、もう泣かない、泣くものか
泣きたいのは目の前の彼であって
その彼が笑って送り出そうとしてくれている
それに、こたえられないなんて、それこそ駄目だ
――――――
――――
――
『なぁ、一瀬、お前のことが』
『この3年間ずっと好き"だった"』
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作者名：ゆう | 作成日時：2018年9月24日 1時
