秘蜜

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日「なにかあった？」









「あ、うんう 探していただけ」










日「もしかしてメンバー？」









「うんうん！」









日「また宇野に睨まれる」









「ちゃんと時間通りに行かないからでしょ」










西「その通り」









みっくんの後ろから
大きなヘッドホンのコードを巻きながら顔を出した西島さん














『日高が羨ましいです』









頭にフラッシュバックするあの日









そんな脳内とは裏腹にあまりにも冷静に声となった







「こんにちは」










西「こんにちは」








それ以上に冷静な西島さんに驚いてしまう















日「....？」









西「ん？」









日「いや、行こっか」










西「おう」










「勝手に聞き入っちゃいました」








一切 何も悟られないように会話を持ちかける









ほんとに聞き入っちゃったし












西「ほんとですか、嬉しいです
いやー、日高は何でもできますからね」















この時、みっくんは 歩く私たちを




どんな顔で見つめていたのだろう
















ねぇ、みっくん




西島さんに挨拶をする私は





私に挨拶をする西島さんは








何秒 見つめ合ってしまったの？
















ねぇ、みっくん







私はちゃんと_____________。

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