*幼馴染み…KAKITANI.Y ページ7
A 「螢〜おはよ!!」
曜 「ちょっ…アホ!!手、離すなや!!」
螢 「朝から、元気やなー。」
うちと、幼馴染みの曜一朗ゎ家がめっちゃ近いせいもあり、毎日一緒に登校しとる。曜一朗の自転車に乗せてもらうのも慣れた。
螢 「ってか2人、付き合っとるん?」
曜&A 「は?」
螢 「えっ?まさか、まだ幼馴染みのままなん?」
曜 「誰がこいつと付き合うねん。ありえへん。」
A 「なっ!! うちも、曜一朗とゎ絶対に付き合いたくないわ!!」
螢 「…苦笑。ホンマ、仲ええな〜。」
曜一朗とうちが付き合う?
…ありえへん。
曜 「Aー。はよ、教室行くで。」
A 「うん。」
***
((in教室))
春ちゃん 「なー。柿谷、好きな人おるってホンマ?」
A 「知らんけど…何で?」
教室に行くと親友の春ちゃんから、言われた一言。
アイツに好きな人?!
春ちゃん 「なんか、最近モテてるやん?んで、柿谷に告白した子が『好きな子おるんですか?』って聞いたら『おる。』って言うたらしいねん!! 」
A 「んな、アホなー。」
春ちゃん 「嘘ちゃうねん!! 柿谷ファンクラブの子なんて泣き出してるんやから。」
ファンクラブねぇ〜。
うちの学校の『柿谷曜一朗』大好きっ子が集まって出来たよう、分からん組織。
A 「罪な男やな〜(笑)」
春ちゃん 「笑っとる場合やないで!! Aがピンチやん。」
春ちゃん…何いうてんの?
A 「何で、うちがピンチなん?」
春ちゃん 「せやから…。」
ガラ…。
男子 「Aちゃん、おる?」
春ちゃん 「ほら…ピンチ到来や…。」
はい?春ちゃんからは、訳のわからん言葉言われるし、見知らぬ男子に呼び出されるし…何なん?
仕方が無いから、その男子のそばに行った。
A 「何か用?」
男子 「俺のこと、知っとる?」
A 「知らん。」
うちの学校は、10クラスあるから知らへん人が居ても普通や。せやから、知るわけないやん。
男子 「せやな。俺…扇原貴宏っていうねん。」
おうぎはら…?
どこかで聞いたことあるよーな。
扇原 「Aちゃんの幼馴染みの柿谷と同じサッカー部やねん。」
あー!せやった。タカくんやろ?曜一朗が『タカ』って何回も言うてたもんなー。
A 「思い出した!! タカくんやー。曜一朗、今いないねんけど…。」
扇原 「Aちゃんに用があんねん。」
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片寄 - すごくおもしおいね。 (2018年2月24日 20時) (レス) id: c5242dadfb (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - なおさん» ありがとうございます!! 更新、遅くなりますが応援してくださると嬉しいです(´・ω・`) (2013年10月26日 21時) (レス) id: 2b31d1b0ea (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - どれも面白かったです!更新楽しみにしてます(*^^*) (2013年10月26日 20時) (レス) id: 6df4b2ed7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mia | 作成日時:2013年10月21日 23時