一緒に ページ37
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電話を切ってから十数分。
インターホンの音が聞こえてすぐ玄関の方へ猛ダッシュ。
「うおっ。お前ぇ、もっとゆっくり開けろや。笑」
『ご、ごめんなさい…来てくださって安心してしまって』
「…まぁ、そりゃそうか。
なぁ寒いから入れて」
『あっ、どうぞ！』
リビングに着いてから二人を見ていると、行動が全然違う。笑
トミー先輩はマットに座って、お茶を用意する私をじーっと観察して。
カンタ先輩は…部屋の中をキョロキョロ。笑
「おい変態」
｢…えっ？なんで俺の方見て言うんだよ！｣
「女子の部屋をジロジロ見てんじゃねぇ」
｢べっ、別にじろじろ見てた訳じゃないし！｣
後ろで面白い会話が繰り広げられてるなぁ、なんて思いながらお茶を温めて
どうぞ、と二人の前に置く。
「ん、サンキュ」
｢ありがと。｣
「怪奇現象ってどの辺で何があったの？」
『あ、…えっと、そこの壁でドンドンって音がして…』
説明をしているだけなのに背中にぞわぞわっ、と寒気がして慌てて布団にくるまる。
「何してんだよ笑」
『さっきの思い出して背中がぞわぞわして…』
｢俺が後ろに居てあげようか？｣
「おい変態」
｢ねぇそういう意味じゃない！！｣
安心すると思って言ったのに…なんてぶつぶつ言いながら拗ねてるカンタ先輩をなだめて、説明を続ける。
『少ししてから、コンコンってノックみたいな音もして、耐えられなくなった時に、トミー先輩から電話が掛かってきたんです』
「…掛けて良かったわ」
『もう本当に安心しました…トミー先輩の声聞いた瞬間軽く体の力抜けました。笑』
「そこは気ぃ抜くなよ笑
まぁ俺の声で安心出来たなら良かったけど」
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｢…トミー、そろそろあの話する？｣
「あ、…そうだな。」
怪奇現象の話も私の精神状態も落ち着いて少し経った頃、二人は何やらボソボソ話し合っているようで。
｢難しく考えなくていいんだけどさ…無理だったら普通にハッキリ断ってくれていいし笑｣
「そうそう。笑
今日こんな事も起きてさ、Aも不安だろ？俺らも不安だし。
だから…
俺らと一緒に住まねぇ？」
『…え…？』
二人と一緒に住む…？
｢嫌だったらいいんだよ！
俺らからのただの提案だから。笑｣
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なちぼん(プロフ) - 奈々さん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです…(；；)続編ですか…余裕があれば、頑張りますね！！ (2018年10月19日 15時) (
レス) id: 1bdc9855ce (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - 初めまして！今更ですが、すごくお話が面白ろかったのでコメントさせていただきました！よければ、続編なんかも作ってください！！！これからのご活躍楽しみにしています！ (2018年10月12日 14時) (レス) id: de93f1b516 (このIDを非表示/違反報告)
なちぼん(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです(＊´ｖ｀) 他の作品も頑張ります！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: 1bdc9855ce (このIDを非表示/違反報告)
なちぼん(プロフ) - 歌月夜さん» ひゃー、ありがとうございます…！！ほんとに長かったですね…笑 完読していただき嬉しいです( ´艸｀＊) ありがとうございましたー！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: 1bdc9855ce (このIDを非表示/違反報告)
kiyoyo - 完結お疲れさまでした!おもしろかったです。 (2017年11月24日 16時) (レス) id: 4a89e6eb9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なちぼん | 作成日時：2017年5月8日 20時
