君は俺らのもの。《水溜りボンド》2nd

流出しました。＊カンタside ページ21

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「いや、なんか変な気持ちになるわ」





困惑した表情で動画を一時停止させるトミー。



そうなるのも無理はない、

画面の中で俺が女の子と一緒にキレキレなダンス踊ってるんだもん。





「マジでカンタじゃん！」



｢でしょ！マジ似てるよね｣





正確に言うと、踊っているのは俺じゃなくて

ニコニコ動画などで活動しているぶんけいさんという方。



…で、さっき俺がくだらない理由で嫉妬した相手。

俺ダサすぎだろ、まだ会ったことも無いのに。



Aの可愛い反応が見れたからまぁいいけど、くだらない事で嫉妬しちゃうのほんとに直したい。





…あ、話逸れた。





｢似てる人が多すぎるんだよね！｣



｢ほら、あるじゃん。似てる日とか、…｣



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｢A、ぶんけいさんのこと知ってたらしいよ｣





動画を撮り終わってすぐ、話題はAのことに。





「マジ？さすがだな。」



｢な。｣





この時、まだトミーとAは知らない。


俺が密かにぶんけいさんと計画を練っていた事を。



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