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切り裂き神父、と。かつての殺人鬼になぞらえて世界はかの人を呼ぶ。
神父の皮を被った悪魔と言われるが賞金は低い。
駆け出しの賞金狩りでもなければ狙わないような金額だ。ゆえにシャボンディに訪れた今も狙われることはない。
「よぉ慈悲深い神父サマ。金のない俺らに救いをくれよ?」
前言撤回。普通に狙われた。
「……面倒だね」
今日は長旅のせいであまり体調が良くないのだ。ホテルでゆっくり休もうと思った矢先にこれである。
「せっかくだ、私が小金の理由を教えてあげよう」
空気がざわつき、長いカソックの下から幾本もの帯が飛び出す。
リーラの能力だ。派手なアクションが得意でない彼はその帯で暗躍してきた。
「私は目立たないようにしているんだ」
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